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公認会計士にデューデリジェンスを依頼するメリットと失敗しない選定ポイント

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公認会計士にデューデリジェンスを依頼するメリットと失敗しない選定ポイント

M&Aや事業承継を検討する際、避けて通れないのがデューデリジェンス(DD)です。対象企業の財務状況やリスクを正確に把握するためには、会計の専門家である公認会計士への依頼が不可欠といえます。しかし、何を基準に依頼先を選べばよいのか、どのようなメリットがあるのかを具体的に把握できていないケースも少なくありません。本記事では、公認会計士にデューデリジェンスを依頼する重要性や費用相場、信頼できる専門家を見極めるためのポイントを詳しく解説します。

目次

公認会計士に財務デューデリジェンスを依頼する重要性

デューデリジェンスの中でも、企業の「家計簿」を精査する財務デューデリジェンスは、投資判断の根幹を支える極めて重要なプロセスです。なぜ、税理士や自社の財務担当者ではなく、公認会計士に依頼すべきなのでしょうか。その理由は、公認会計士が持つ高度な監査スキルと独立性にあります。

財務リスクの早期発見と定量化

公認会計士は、帳簿に記載されていない「簿外債務」や、回収の見込みが低い「滞留債権」など、将来的に損失を招く恐れのある項目を特定するプロフェッショナルです。単に数字を追うだけでなく、企業のビジネスモデルを理解した上で、どこに歪みが生じやすいかを洞察します。リスクを早期に発見し、それが金額としてどの程度のインパクトを持つのかを明確にすることで、買収後のトラブルを未然に防ぐことが可能となります。

買収価格の妥当性を客観的に検証する

売り手企業が提示する決算書が、必ずしも実態を反映しているとは限りません。公認会計士は、実態純資産の算出や、収益力の正常化分析(一時的な損益を除外した真の稼ぐ力の算出)を行います。この客観的な分析結果があるからこそ、買い手は根拠を持った価格交渉を行うことができ、過剰なプレミアムを支払うリスクを回避できるようになります。

依頼前に知っておきたいデューデリジェンスの種類と範囲

デューデリジェンスと一言で言っても、その調査範囲は多岐にわたります。効率的に調査を進めるためには、依頼する範囲を明確にしておくことが大切です。

財務デューデリジェンス(FDD)の役割

財務デューデリジェンスは、過去の業績推移の分析や、貸借対照表の各項目の実態調査を主眼に置きます。棚卸資産の評価が適正か、退職給付引当金は不足していないかといった細部まで確認します。株式会社Honorsでは、こうした専門的な知見に基づき、企業の真の価値を浮き彫りにする支援を提供しています。

税務デューデリジェンスとの連携

財務と密接に関係するのが税務のリスクです。過去の税務申告に誤りがないか、不適切な節税策が講じられていないかを確認します。追徴課税のリスクがある場合、それは実質的な負債と同様の影響を及ぼすため、財務調査と並行して実施されるのが一般的です。

デューデリジェンス依頼時の費用相場と期間

依頼を検討する際、最も気になるのがコストと時間ではないでしょうか。これらは対象企業の規模や複雑性によって大きく変動します。

費用を左右する主な要因

一般的な費用相場は、中小規模の案件であれば数十万円から数百万円程度、大規模な案件では一千万円を超えることもあります。主な決定要因は「作業工数」です。拠点数が多い、事業部門が多岐にわたる、あるいは海外拠点を含むといった場合には、調査に必要な時間が増えるため費用も高くなる傾向にあります。

実施から報告書作成までの標準的なスケジュール

通常、資料請求から現地調査(フィールドワーク)、報告書の提出までには2週間から1ヶ月程度の期間を要します。M&Aのスケジュールはタイトであることが多いため、公認会計士には正確性だけでなく、スピード感を持った対応が求められます。

失敗しない公認会計士・専門事務所の選び方

すべての公認会計士がデューデリジェンスに精通しているわけではありません。自社の目的を達成するために最適なパートナーを選ぶ基準を紹介します。

M&A実務における豊富な経験と実績

デューデリジェンスは、会計監査とは異なる独自の視点が必要です。企業の将来性や業界特有の商慣習を理解し、リスクを抽出するノウハウが求められます。過去に類似の業種や規模の案件を手掛けた実績があるかどうかは、必ず確認すべき項目です。

迅速かつ柔軟なコミュニケーション能力

調査の過程で見つかった問題点を、速やかに買い手に共有できるかどうかが成否を分けます。単に報告書を提出するだけでなく、そのリスクが契約条件にどう影響するかをアドバイスできる、並走型のパートナーを選ぶことが推奨されます。

株式会社Honorsによるデューデリジェンス支援の特徴

株式会社Honorsでは、公認会計士が中心となり、高品質かつ機動力のあるデューデリジェンスを提供しています。単なる「数字のチェック」にとどまらず、M&Aアドバイザリーとしての知見を活かし、クライアントの意思決定に真に役立つ情報の提供に努めています。財務・税務・バリュエーションをワンストップでサポートすることで、効率的なM&Aプロセスの実現を支援します。

まとめ

公認会計士へのデューデリジェンス依頼は、M&Aにおけるリスクをコントロールし、投資の成功率を高めるための最も重要なステップの一つです。信頼できる専門家をパートナーに選ぶことで、価格交渉の根拠を得られるだけでなく、買収後のスムーズな経営統合(PMI)にも繋げることができます。現在の財務調査に不安がある方や、これから本格的に検討を始める方は、まずは実績豊富な公認会計士事務所へ相談することをおすすめします。

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