お知らせNEWS

士業の「格安顧問料」に潜む罠とは?安さの裏側と失敗しない選び方を徹底解説

Honors

士業の「格安顧問料」に潜む罠とは?安さの裏側と失敗しない選び方を徹底解説

「顧問料は安ければ安いほどいい」と考えていませんか。起業直後やコスト削減を意識する経営者にとって、税理士や社会保険労務士などの士業に対する支出を抑えたいと思うのは当然の心理です。しかし、インターネット上で目にする「月額数千円」といった極端な格安価格には、見落としがちな落とし穴が数多く存在します。安易に価格だけで選んでしまうと、結果として本来払う必要のない税金を支払うことになったり、行政処分を受けたりといった甚大なリスクを負いかねません。本記事では、士業の格安顧問料に隠された罠を解き明かし、真に価値のあるパートナーを選ぶための基準を解説します。

目次

なぜ士業の顧問料には「格安」が存在するのか

士業の顧問料は、かつては各業界団体による「報酬規定」によって一定の基準が保たれていました。しかし、現在は完全自由化されており、事務所ごとに自由に価格設定が可能です。その中で、相場よりも著しく低い「格安」を打ち出す事務所が増えています。そこには明確な理由があります。

業務範囲を極限まで絞り込んでいる

格安顧問料を提示している事務所の多くは、提供するサービスを「記帳代行のみ」「申告書の作成のみ」といった具合に、最低限の作業に限定しています。通常、経営者が顧問に期待する「経営アドバイス」や「定期的な面談」は含まれておらず、あくまで事務処理の代行という位置づけです。これを知らずに契約すると、いざ質問をしようとした際に「それは別料金です」と言われることになります。

人件費の徹底的な削減と自動化

士業の原価のほとんどは人件費です。顧問料を下げるためには、資格を持たない無資格者やアルバイトスタッフに作業を任せ、一人のスタッフが数十社、時には百社以上のクライアントを掛け持ちする体制を構築する必要があります。また、AIやWebツールを活用して徹底的に効率化を図ることでコストを抑えていますが、これは個別具体的な経営事情を考慮した柔軟な対応が難しくなるという側面も併せ持っています。

知っておくべき「格安顧問料」5つの罠

価格の安さに引かれて契約した後に直面する、具体的なトラブルやリスクを整理しました。これらは経営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

1. オプション料金で結局高額になる

表向きの月額顧問料は安くても、年末調整、償却資産税の申告、税務署からの問い合わせ対応などがすべて「別料金」として設定されているケースです。これらを合計すると、最初から適正価格で契約していた事務所よりも支払い総額が高くなることは珍しくありません。一見安く見える入り口に惑わされない注意が必要です。

2. レスポンスが遅く、相談ができない

格安事務所は薄利多売のビジネスモデルであるため、スタッフ一人あたりの業務量が膨大です。そのため、メールを送っても返信が数日後になる、電話がなかなかつながらないといった状況が頻発します。チャンスを逃したくない融資の相談や、緊急性の高いトラブルが発生した際に、頼りになるはずのパートナーが機能しないのは大きなリスクです。

3. 節税や助成金の提案が期待できない

本来、優秀な士業は納税額を最適化する「節税提案」や、返済不要な「助成金の活用」などを通じて、顧問料以上の利益をクライアントにもたらします。しかし、格安事務所は「作業を完遂すること」が目的となっているため、能動的な提案はほとんど行われません。本来受け取れたはずのお金や守れたはずの利益を逃していることに、経営者自身が気づけない点が最大の罠と言えるでしょう。

4. 担当者の入れ替わりが激しく、質が不安定

コスト重視の事務所はスタッフの離職率が高い傾向にあります。担当者がコロコロと変われば、そのたびに自社の状況を一から説明しなければならず、経営者の負担が増大します。また、経験の浅いスタッフが担当になると、誤った判断や事務的なミスが生じやすくなり、最終的な責任はすべて経営者が負うことになります。

5. 税務調査やトラブル時の対応が不十分

税務調査が入った際、格安事務所では「調査立ち会い」が別料金であるだけでなく、事前の準備や交渉において消極的な姿勢をとることがあります。また、法改正への対応が遅れることもあり、意図せず法令違反を犯してしまうリスクも否定できません。株式会社Honorsでは、こうした「安かろう悪かろう」のサービスではなく、経営者の真の利益に貢献するパートナー選びの重要性を強調しています。

失敗しない士業選びのチェックポイント

罠を回避し、自社の成長を支えてくれる士業を見極めるには、以下のポイントを意識してください。

自社のフェーズに必要なサービスを明確にする

「自分一人ですべて判断できるので、記帳だけやってほしい」というのであれば、格安サービスでも事足りるかもしれません。しかし、売上を拡大したい、融資を受けたい、多角化を考えているといったフェーズであれば、相談ができるコンサルティング機能を持った事務所を選ぶべきです。自社が「作業」を求めているのか「知恵」を求めているのかを再定義しましょう。

契約前に「追加料金」の基準を確認する

見積もりを受け取った際は、年間の総支払額を算出しましょう。決算料、記帳代行料、各種申告料、相談料の有無など、細かく質問を投げかけてみてください。ここで回答が曖昧だったり、追加料金の項目が極端に多かったりする事務所は避けたほうが無難です。透明性の高い料金体系を提示しているかどうかが、信頼の第一歩です。

まとめ:価格ではなく「費用対効果」で選ぶ

士業の顧問料は単なるコストではなく、将来の安心と成長のための投資です。格安の罠に陥ると、短期的には数万円の節約になっても、長期的には数百万円の損失を招くことがあります。表面的な金額の安さに目を奪われず、その事務所が自社に対してどのような価値を提供してくれるのか、どのようなリスクから守ってくれるのかをしっかりと見極めてください。私たち株式会社Honorsは、Webを活用した効率化と、専門家ならではの深い知見を両立させることで、経営者の皆様が本業に専念できる環境作りをサポートいたします。

関連記事

  • 株式会社Honors公式サイト – 私たちのサービスと理念についてご紹介しています。
  • お問い合わせ – 顧問料の見直しや最適な士業選びに関するご相談はこちらから。
  • サービス一覧 – お客様のニーズに合わせた専門的なサポートメニューをご覧いただけます。