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補助金申請を自分で行うメリットと士業へ依頼する判断基準

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補助金申請を自分で行うメリットと士業へ依頼する判断基準

中小企業や小規模事業者が事業を拡大する際、補助金の活用は非常に有効な手段です。しかし、いざ申請を検討すると「自分たちでできるのか」「税理士や中小企業診断士などの士業に依頼すべきか」という悩みに直面します。自社で完結できればコストを抑えられますが、不採択のリスクや事務負担も無視できません。本記事では、補助金申請を自分で行うメリットとリスクを整理し、専門家へ依頼するべきかどうかの明確な判断基準を解説します。

目次

補助金申請は自分でも可能?主な種類と難易度

結論から述べると、補助金の申請は法律上、事業者自身が行うことができます。しかし、すべての補助金が個人で対応可能というわけではありません。補助金の種類によって、公募要領の理解度や必要とされる書類の専門性は大きく異なります。

自分で申請しやすい補助金の特徴

比較的難易度が低く、自社のみで申請に挑戦しやすいものとして「持続化補助金(一般型)」などが挙げられます。これは小規模事業者が販路開拓のために利用するもので、事業計画書の枚数制限も比較的少なく、商工会議所のアドバイスを受けながら進めることが可能です。Webサイトの作成やチラシ配布など、投資内容が明確な場合は、自身で筆を執るハードルは低いといえます。

専門知識が不可欠な補助金の例

一方で「事業再構築補助金」や「ものづくり補助金」などは、自分で行うには極めてハードルが高い部類に入ります。これらは数千万円単位の支援が行われるため、審査基準が非常に厳格です。詳細な収益計画や技術的な優位性の証明、さらには市場環境の緻密な分析が求められます。財務諸表の深い読み解きが必要となるため、専門的な知見がないと、書類の不備以前に内容が評価されない可能性が高いです。

補助金申請を自分で行う3つのメリット

外部に頼らず自社で申請作業を完結させることには、金銭面以外にもいくつかの利点が存在します。

外部委託費用の削減

最大のメリットは、士業やコンサルタントに支払う手数料が発生しない点です。一般的に専門家へ依頼する場合、数万円から十数万円の着手金に加え、採択額の10パーセントから20パーセント程度の成功報酬が必要になります。これらを節約することで、支給された補助金をすべて事業資金として活用できるのは大きな魅力です。

自社の事業計画に対する深い理解

自分で事業計画書を書くプロセスは、自社の強みや弱み、そして将来の展望を再定義する貴重な機会となります。他者に代筆してもらうのではなく、経営者自らが頭を悩ませることで、実行フェーズにおける迷いがなくなります。数値計画の根拠を細部まで把握できるため、事業の本質をより深く理解することにつながるのです。

社内の事務処理能力の向上

補助金の申請には、登記事項証明書や決算書、納税証明書など多岐にわたる書類が必要です。これらを収集し、GビズIDなどのWebシステムを利用して申請する経験は、社内のバックオフィス機能を強化します。一度経験すれば、次回の申請や他の行政手続きにおいてもスムーズに対応できるようになるでしょう。

士業に依頼せず自分で行う場合のリスクと注意点

コストメリットがある反面、独力での申請には無視できないリスクが伴います。特に初めて挑戦する際には以下の点に注意が必要です。

膨大な書類作成による本業への圧迫

補助金申請は、公募要領を読み込むだけでも数時間を要します。その上で説得力のある事業計画を策定し、必要書類を漏れなく揃える作業には、合計して数十時間から数百時間が費やされることも珍しくありません。経営者やエース級の社員がこの作業に没頭することで、本来注力すべき営業活動やサービス改善が停滞し、結果として本業の利益を損なう恐れがあります。

採択率の低下と不採択時の損失

補助金は予算が決まっており、申請すれば必ずもらえるものではありません。専門家は審査員がどこを評価するかのポイントを熟知していますが、自社申請ではどうしても「自分たちがやりたいこと」ばかりを強調してしまいがちです。結果、審査項目を満たせずに不採択となれば、それまでに費やした膨大な時間はすべて無駄になってしまいます。この機会損失は、手数料を支払うよりも高くつく場合があります。

交付後の実績報告という高い壁

多くの人が見落としがちなのが、採択された後の手続きです。補助金は「後払い」であり、実際に物品を購入した後の領収書や振込控えを正確に提出する「実績報告」が必要です。1円でも計算が合わなかったり、対象外の支出が含まれていたりすると、補助金が1円も振り込まれない、あるいは大幅に減額される事態になります。この厳格な事務作業を自社のみで完遂するのは、想像以上に負担が大きいものです。

士業に依頼すべきケースと信頼できる専門家の選び方

自社で対応すべきか、専門家に任せるべきかの分岐点はどこにあるのでしょうか。判断の目安と、パートナー選びのポイントを解説します。

大規模・高額な補助金を狙う場合

補助金額が数百万円を超えるものや、設備投資、システム開発を伴う複雑な事業の場合は、最初から士業に相談することをお勧めします。株式会社Honorsでは、中小企業の皆様が本業に集中できるよう、専門的な知見に基づいた申請サポートを提供しています。複雑な要件定義や、不備のない書類作成をプロに任せることで、採択の可能性を最大化し、事務負担を最小限に抑えることが可能です。

採択実績と誠実な報酬体系の確認

依頼先を選ぶ際は、単に「安いから」という理由で選ぶのは危険です。過去にどれだけの採択実績があるか、自社の業種に精通しているかを確認しましょう。また、採択後の実績報告までサポートしてくれるかどうかも重要な判断基準です。誠実な士業であれば、リスクについても包み隠さず説明し、事業の成功を第一に考えた提案をしてくれるはずです。

まとめ

補助金申請を自分で行うことは、コスト削減や自社理解の深化というメリットがありますが、多大な時間的コストと不採択のリスクが常に隣り合わせです。小規模でシンプルな補助金であれば自身で挑戦し、難易度が高いものや高額な投資を伴うものはプロの力を借りるという「使い分け」が、賢明な経営判断といえます。まずは現在検討している補助金がどちらに該当するのか、専門家の無料相談などを活用して見極めることから始めてみてはいかがでしょうか。

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