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遺産分割協議書の作成を士業に依頼するメリットと費用相場|スムーズな相続を実現する選び方

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遺産分割協議書の作成を士業に依頼するメリットと費用相場|スムーズな相続を実現する選び方

相続が発生した際、多くの人が直面するのが「遺産分割協議書」の作成です。これは、誰がどの財産をどれだけ引き継ぐかを明確にする重要な書類であり、不動産の名義変更や銀行口座の解約手続きには欠かせません。しかし、法的に不備のない書類を個人で作成するのは非常に難易度が高く、親族間でのトラブルに発展するケースも少なくありません。そこで検討したいのが、弁護士や司法書士といった「士業」への依頼です。本記事では、遺産分割協議書の作成を士業に任せるメリットや費用の目安、失敗しない専門家の選び方について詳しく解説します。

目次

遺産分割協議書の作成が必要な理由

遺言書がない場合、相続人全員で遺産の分け方を話し合う「遺産分割協議」を行う必要があります。その結果をまとめたものが遺産分割協議書です。なぜこの書類が重要なのか、主な理由を2点説明します。

名義変更や各種手続きに必須となる

亡くなった方の名義になっている不動産や銀行口座、有価証券などを引き継ぐには、正式な手続きが必要です。法務局での登記申請や金融機関での払い戻し手続きの際、相続人全員の合意を証明する書類として遺産分割協議書の提出を求められます。形式に不備があると受理されないため、正確な記述が求められます。

将来的なトラブルを防ぐ証拠になる

協議の場では合意したはずでも、後から「そんなことは言っていない」「不公平だ」と主張する親族が現れる可能性は否定できません。署名捺印(実印)がなされた遺産分割協議書があれば、合意内容を客観的に証明できるため、後日の蒸し返しや紛争を未然に防ぐ抑止力となります。

遺産分割協議書の作成を依頼できる士業とその役割

「士業」と一言で言っても、資格によって業務範囲が異なります。状況に合わせて最適な依頼先を選びましょう。

司法書士:不動産の名義変更がある場合

相続財産に自宅や土地などの不動産が含まれる場合は、司法書士が最も適しています。司法書士は登記の専門家であり、遺産分割協議書の作成から法務局への名義変更手続き(相続登記)までをワンストップで代行可能です。

行政書士:書類作成のみを安価に抑えたい場合

「争いもなく、自分たちで方針は決まっているが、書類だけプロに作ってほしい」という場合は行政書士が選択肢に入ります。官公署に提出する書類作成が主な業務ですが、登記手続きなどは代行できないため、不動産がある場合は司法書士との連携が必要になります。

弁護士:相続人間で揉め事がある場合

親族間で意見が対立している、あるいは話し合いがまとまる見込みがない場合は弁護士の出番です。弁護士は他の士業にはできない「交渉」の代理が認められています。法的な見解をもとに他の相続人と交渉し、解決に導くことが可能です。

税理士:相続税申告が必要な場合

遺産の総額が基礎控除額を超える場合は、相続税の申告が必要になります。税理士は税務の観点から「どのように分ければ税負担が軽くなるか」というアドバイスを行いながら、協議書の作成を支援します。

士業に依頼する3つの大きなメリット

費用を払ってまで専門家に依頼するのには、それ相応の理由があります。自分で行う場合と比較した際の利点を確認しましょう。

法的な不備による差し戻しを防げる

遺産分割協議書には、財産の詳細を正確に記載しなければなりません。例えば、不動産の表記が登記簿謄本と一文字でも異なると、登記が受理されないことがあります。プロに依頼することで、こうした形式的なミスを完璧に排除できます。

財産調査や相続人調査を任せられる

協議書を作る前段階として、誰が相続人なのかを確定させる「戸籍収集」や、隠れた財産がないかの「調査」が必要です。古い戸籍を辿るのは一般の方には非常に重労働ですが、職権で書類を取得できる士業に任せれば、迅速かつ正確に調査が完了します。

中立的な立場でアドバイスがもらえる

当事者同士の話し合いは感情的になりがちです。第三者である専門家が介在することで、客観的な事実に基づいた整理が進み、冷静な話し合いが可能になります。また、将来の2次相続を見据えた最適な分割方法の提案も受けられます。

士業に依頼した場合の費用相場

依頼費用は、相続財産の額や相続人の数、依頼する範囲によって変動します。一般的な目安は以下の通りです。

  • 司法書士:5万円~15万円程度(登記費用は別途実費)
  • 行政書士:3万円~10万円程度
  • 弁護士:協議書の作成のみなら10万円~、交渉が伴う場合は着手金・報酬金が発生
  • 税理士:相続税申告とセットで遺産総額の0.5%~1.0%程度

あくまで目安であり、複雑な案件や財産の種類が多い場合は加算されることがあります。事前に見積もりを取得することが重要です。

失敗しない専門家選びのポイント

相続は一生に何度も経験するものではありません。信頼できるパートナーを見極めるために、以下の点を確認してください。

  1. 相続実務の経験が豊富か:同じ士業でも、企業法務や裁判がメインで相続に詳しくない場合もあります。
  2. 他業種との連携があるか:登記、税金、紛争など、相続には複合的な悩みが発生します。必要に応じて他の士業を紹介できるネットワークがあるか確認しましょう。
  3. 説明が分かりやすいか:専門用語を羅列するのではなく、相談者の立場に立って丁寧に説明してくれる人を選びましょう。

遺産相続コンシェルジュ「Honors」のサポート体制

株式会社Honors(オナーズ)では、単なる書類作成代行にとどまらない「遺産相続コンシェルジュ」としてのサービスを提供しています。弁護士、司法書士、税理士といった各分野のプロフェッショナルと連携し、窓口一つでお客様の相続をトータルサポートいたします。

どの士業に頼めばいいかわからない、親族間の意向調整をスムーズに進めたいといったお悩みに対し、中立的な立場から最善の解決策をご提案します。相続手続きの煩雑さから解放され、ご親族が円満に新しい生活をスタートできるよう、きめ細やかに寄り添います。

まとめ

遺産分割協議書の作成は、単なる事務作業ではなく、相続人全員の権利を守り、将来の安心を築くための重要なプロセスです。士業に依頼することで、手続きの正確性が担保されるだけでなく、精神的な負担も大幅に軽減されます。ご自身の状況に合わせて最適な専門家を選び、円満な相続を実現しましょう。

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