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行政書士試験が免除される条件とは?無試験で資格を取得する方法を詳しく解説
行政書士試験が免除される条件とは?無試験で資格を取得する方法を詳しく解説
行政書士は、官公署に提出する書類の作成や許認可申請の代理を行う、法律の専門家です。通常、この資格を得るには毎年一度実施される国家試験に合格しなければなりません。しかし、実は特定の条件を満たせば試験を受けることなく資格を取得できる「免除制度」が存在します。特に長年公務員として勤務した方や、他の士業資格を保有している方にとっては、キャリアの幅を広げる大きなチャンスとなります。この記事では、行政書士試験が免除される対象者や具体的な要件、登録までの流れを分かりやすく解説します。
目次
- 行政書士試験が免除される対象者
- 公務員の特例による無試験登録の要件
- 他資格(士業)保有者による免除制度
- 免除対象者が行政書士登録を行う際の流れ
- まとめ:制度を活用して行政書士としての第一歩を
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行政書士試験が免除される対象者
行政書士法では、試験に合格しなくても行政書士となる資格(資格付与)を得られる対象者が明確に定められています。大きく分けると「公務員としての実務経験者」と「特定の士業資格の保有者」の2パターンです。
公務員として長年勤務した方
国や地方自治体の公務員として、一定期間以上「行政事務」に従事した方は、行政書士試験が免除されます。これは、長年の公務を通じて行政実務に精通しているとみなされるためです。窓口業務だけでなく、法務や許認可に関連する部署での経験が重視されますが、一般的な事務職であれば広く対象に含まれます。
特定の国家資格を保有している方
すでに他の法律系・会計系の国家資格を保有している場合も、試験なしで行財政書士登録が可能です。これは各資格の試験範囲に行政書士が扱う法知識が内包されている、あるいは職務上の親和性が極めて高いために認められている特例です。
公務員の特例による無試験登録の要件
公務員経験による免除を受けるためには、単に勤務しているだけでなく、以下の年数要件を満たす必要があります。
勤務年数と職務内容の条件
原則として、通算して20年以上(高卒以上の場合は17年以上)公務員として行政事務に従事したことが条件となります。この「行政事務」には、一般的な市役所の事務職や警察官、自衛官なども含まれます。勤続年数は異なる自治体や部署をまたいでも合算可能です。ただし、単純な労務作業などは対象外となる場合があるため、自身の職歴が該当するか事前に確認することが重要です。
職種による細かな違い
公務員といっても、国会議員や秘書、特定の専門職など、職種によって細かな規定が存在します。多くの場合、事務系の職種であれば問題ありませんが、技術職や現業職として採用された期間が長い場合は、その期間が「行政事務」とみなされるかどうか、各都道府県の行政書士会による審査が必要になることもあります。
他資格(士業)保有者による免除制度
公務員以外で試験免除を受ける代表的なケースが、他の士業資格者です。以下の資格を保有している方は、行政書士試験を受けることなく登録が可能です。
弁護士・弁理士・公認会計士・税理士
これらの資格を持つ方は、その資格に基づき当然に行政書士となる資格を有します。例えば、税理士は税務署への書類作成が主な仕事ですが、会社設立時の定款作成や許認可申請といった行政書士の業務も深く関わります。そのため、二重の試験を課すことなく登録が認められています。行政書士法人Honorsでも、こうした専門知識を掛け合わせることで、建設業許可申請などの複雑な手続きをより高度にサポートできる体制を整えています。
免除対象者が行政書士登録を行う際の流れ
試験免除の対象であっても、自動的に行政書士になれるわけではありません。実際に業務を行うには、日本行政書士会連合会への「登録」が必要です。
まず、公務員経験者の場合は、勤務していた機関から「職歴証明書(行政事務従事証明書)」を発行してもらう必要があります。この書類に不備があると、免除要件を満たしていると認められないため、慎重に準備しなければなりません。他資格保有者の場合は、それぞれの登録証や合格証の写しを提出します。その後、事務所を設置する都道府県の行政書士会へ書類を提出し、入会金や会費を納めることで登録が完了します。登録には数ヶ月を要する場合もあるため、余裕を持って準備を進めるのが賢明です。
まとめ:制度を活用して行政書士としての第一歩を
行政書士試験の免除制度は、これまでのキャリアや保有資格を最大限に活かせる仕組みです。特に公務員としての実務経験や他士業の専門知識は、行政書士として独立・開業する際の強力な武器となります。建設業許可や産業廃棄物収集運搬業許可など、専門性が求められる分野では、行政の仕組みを深く理解していることが大きな信頼につながります。まずは自身が要件を満たしているかを確認し、行政書士という新たな専門職への道を検討してみてください。
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