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行政書士試験の点数配分を解説|効率的な合格に向けた戦略的学習法

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行政書士試験の点数配分を解説|効率的な合格に向けた戦略的学習法

行政書士試験の合格を目指す際、闇雲に学習を始めるのは効率的ではありません。限られた時間の中で着実に合格ラインを突破するには、試験の点数配分を正確に把握し、どこに力を入れるべきかを明確にすることが不可欠です。本記事では、行政書士試験の科目別・形式別の配点を詳細に解説するとともに、Honorsが推奨する戦略的な学習の優先順位について詳しく紹介します。

目次

行政書士試験の全体像と合格基準

行政書士試験は、絶対評価方式の試験です。他の受験生の成績に関わらず、一定の基準点を超えれば合格となります。まずは全体の配点と合格ラインを確認しましょう。

300点満点の構成

試験の総得点は300点です。内訳は「行政書士の業務に関し必要な法令等(以下、法令等)」が244点、「行政書士の業務に関連する基礎知識(以下、基礎知識)」が56点となっています。合格ラインは総得点の60%にあたる180点以上です。

注意すべき3つの「足切り」基準

単に合計が180点を超えれば良いわけではありません。行政書士試験には「足切り」と呼ばれる科目ごとの最低基準点が設けられています。以下の3条件をすべて満たす必要があります。

  1. 法令等科目の得点が、122点以上(244点満点の50%以上)であること
  2. 基礎知識科目の得点が、24点以上(56点満点の約43%以上)であること
  3. 試験全体の得点が、180点以上であること

たとえ法令等科目で満点に近い得点を取ったとしても、基礎知識で24点に届かなければ不合格となります。バランスの取れた学習計画が求められる理由はここにあります。

科目別の点数配分詳細

各科目がどの程度の比重を占めているかを知ることで、学習時間の割り振りを最適化できます。分野別の詳細な配点を見ていきましょう。

法令等科目の配点内訳

法令等科目は計160分(3時間のうち大部分)を費やすメインセクションです。配点の内訳は以下の通りとなっています。

  • 行政法:112点(五肢択一 19問、多肢選択 2問、記述 1問)
  • 民法:76点(五肢択一 9問、記述 2問)
  • 憲法:28点(五肢択一 5問、多肢選択 1問)
  • 商法・会社法:20点(五肢択一 5問)
  • 基礎法学:8点(五肢択一 2問)

行政法と民法だけで合計188点に達します。この2科目だけで合格ラインの180点を超える配点があるため、学習の核となるのは間違いありません。

基礎知識(旧一般知識)科目の配点内訳

基礎知識科目は全14問(各4点)で構成され、合計56点です。2024年度の試験制度改正により、内容が以下のように再編されました。

  • 一般知識(政治・経済・社会等)
  • 行政書士法及び関連法令
  • 情報通信・個人情報保護
  • 文章理解

特に「行政書士法及び関連法令」が新たに追加されたことで、実務に即した知識がより重視される傾向にあります。足切りラインの24点(6問正解)を死守することが、合格への最低条件です。

解答形式別の配点と特徴

行政書士試験には3つの解答形式があり、それぞれ対策方法が異なります。形式ごとの特徴を理解し、得点源を確保しましょう。

五肢択一式・多肢選択式・記述式の違い

最も配点が高いのは「五肢択一式」で、全40問(160点)あります。これは5つの選択肢から正解を1つ選ぶ形式で、基礎知識の定着度が問われます。

「多肢選択式」は、長文の空欄に当てはまる語句を20個の選択肢から選ぶ形式です。憲法と行政法から計3問(24点)出題されます。部分点があるため、粘り強く取り組むことが重要です。

そして、多くの受験生が苦戦するのが「記述式」です。40字程度で回答を記述する問題が3問(行政法1問、民法2問)あり、配点は60点と非常に高くなっています。ここでは単なる用語の暗記ではなく、制度の仕組みや要件を正確に理解し、言語化する能力が求められます。Honorsのカリキュラムでは、この記述式で確実に部分点をもぎ取るためのアウトプット訓練に力を入れています。

点数配分から導き出す効率的な合格戦略

点数配分を分析すると、最短ルートで合格するための戦略が見えてきます。効率を重視するなら、以下の2点を意識してください。

最優先すべきは行政法と民法

行政書士試験の配点の約6割は、行政法と民法で占められています。具体的には、この2科目で188点分の配点があります。極論を言えば、この2科目を極めることが合格への最短距離です。

行政法は条文や判例の知識がそのまま得点に結びつきやすいため、努力が結果に反映されやすい科目と言えます。一方、民法は理解に時間がかかりますが、記述式で2問出題されるため、配点上のインパクトが非常に大きいです。学習時間の7割から8割をこの2科目に投入するのが理想的な配分です。

基礎知識で確実に足切りを回避するポイント

基礎知識科目は範囲が膨大であるため、深入りしすぎると法令等の学習時間が削られてしまいます。しかし、足切りがある以上、無視はできません。戦略としては「文章理解」と「行政書士法・情報通信・個人情報保護」で確実に得点を稼ぐ手法が有効です。

文章理解は例年3問出題され、ここは時間をかければ正解を導き出しやすい分野です。また、行政書士法や個人情報保護法は法令科目に近いため、対策が立てやすい傾向にあります。これらを確実に仕留めることで、政治・経済・社会などの予測が難しい分野の失点をカバーし、足切りラインを突破しましょう。

まとめ

行政書士試験の合格には、300点満点のうち180点をいかにして効率よく積み上げるかという視点が欠かせません。112点の配点を持つ行政法を柱とし、76点の民法で記述対策を含めた深い理解を目指すのが王道の戦略です。

Honorsでは、こうした点数配分の分析に基づき、受講生一人ひとりの現在の実力に合わせた最適な学習計画を提供しています。独学では判断が難しい「捨てるべき問題」と「確実に取るべき問題」の選別も、プロのコーチングにお任せください。戦略的な対策で、最短期間での合格を一緒に勝ち取りましょう。

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