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行政書士の名義貸しは絶対にNG!法的リスクと依頼者が注意すべきポイント

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行政書士の名義貸しは絶対にNG!法的リスクと依頼者が注意すべきポイント

行政書士という資格は、官公庁に提出する書類の作成や、権利義務に関する書類の作成を行う国家資格です。しかし、一部では「資格はあるが実務を行わない人」から名前だけを借りて、無資格者が業務を行う「名義貸し」という行為が問題視されています。この行為は単なるルール違反ではなく、法律で厳格に禁じられている犯罪行為です。本記事では、名義貸しの実態や、発覚した際の重い罰則、そして依頼者がトラブルに巻き込まれないためのチェックポイントを詳しく解説します。

目次

行政書士の名義貸しとは?定義と実態

行政書士の名義貸しとは、行政書士の資格を持つ者が、実際には自分自身で業務を行っていないにもかかわらず、無資格者が自分の名前を使って書類を作成したり、職印を押したりすることを許容する行為を指します。

名義貸しの基本的な仕組み

本来、行政書士業務は資格者本人が責任を持って遂行しなければなりません。しかし、名義貸しが行われるケースでは、事務員や外部のコンサルタントが実務のすべてをこなし、行政書士は名前を貸す対価として手数料を受け取るだけという構造になっています。これは、国家資格制度の根幹を揺るがす極めて悪質な行為です。

よくある名義貸しのパターン

典型的な事例として、高齢で引退した行政書士が名前だけを事務所に残し、実務経験のない無資格者が運営を続けているケースがあります。また、行政書士法人ではない一般企業が、社内に資格者を一人だけ「名義人」として置き、実際には営業担当者がすべての判断を下しているようなケースも該当します。

名義貸しが禁止されている法律的根拠

名義貸しが法的にどのような扱いを受けているのか、その根拠を明らかにしましょう。

行政書士法による禁止規定

行政書士法第13条の21(旧13条の14)において、行政書士はその名義を他人に使用させてはならないと明記されています。この規定は非常に厳格であり、たとえ一部の事務作業を手伝わせる範囲であっても、実質的な判断や責任を他人に委ねている場合は違反となる可能性が高まります。

なぜ厳しく制限されているのか

行政書士は、行政手続きを円滑に進めるための「公的な役割」を担っています。もし無資格者が行政書士の名前を使って書類を作成することを認めれば、内容の正確性が担保されなくなり、行政庁の審査に混乱を招きます。最終的には、その制度を信頼して依頼した国民の利益を損なうことになるため、厳しく禁じられているのです。

名義貸しによって生じる重いペナルティ

名義貸しが発覚した場合、関与した者には厳しい罰則が科せられます。これは行政書士本人だけでなく、依頼者にとっても無視できない損害に繋がります。

行政書士が受ける行政処分と刑事罰

名義貸しを行った行政書士に対しては、最も重い処分である「業務禁止(登録取り消し)」が下されることが一般的です。一度この処分を受けると、数年間は再登録ができず、事実上の引退を余儀なくされます。また、情状によっては刑事罰として懲役や罰金が科せられることもあります。

依頼者が負う致命的なリスク

最も注意すべきは、依頼者側への影響です。無資格者が作成した書類によって申請を行い、後から名義貸しが判明した場合、その申請自体が無効になったり、許可が取り消されたりする恐れがあります。特にビザ申請や許認可申請において、虚偽の申請とみなされれば、その後の事業運営や日本での在留に致命的なダメージを与えるでしょう。

信頼できる行政書士を見極めるための注意点

トラブルを未然に防ぐためには、依頼者自身が「本物の行政書士」が対応しているかを確認する必要があります。

面談や説明の有無を必ず確認する

信頼できる事務所であれば、必ず資格を持つ行政書士本人が面談を行い、業務の内容やリスクについて直接説明を行います。一度も行政書士と顔を合わせることがなかったり、担当者が「事務員」を自称してすべての判断を行っている場合は、名義貸しの疑いを持つべきでしょう。

不自然に安い料金設定には注意

名義貸しを行っている業者は、大量の案件を無資格者に処理させることでコストを下げ、相場よりも極端に安い価格で集客する傾向があります。しかし、安さの裏には「責任の欠如」という大きなリスクが隠れています。適正な価格で、丁寧なサポートを提供している専門家を選ぶことが、最終的な成功への近道です。

まとめ:確かなプロフェッショナルへの依頼を

行政書士の名義貸しは、法律を軽視した極めて危険な行為です。依頼者がその実態を知らずに利用してしまったとしても、不利益を被るのは依頼者自身です。Webサイトの情報だけでなく、実際の対応を通じて、責任を持って業務を遂行してくれる誠実な行政書士を見極めてください。株式会社HONORSでは、法令遵守を徹底し、経験豊富な行政書士がお客様お一人おひとりに最適なサポートを提供しております。

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