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夜逃げした相手から未払いの顧問料を回収する手順と法的対処法
夜逃げした相手から未払いの顧問料を回収する手順と法的対処法
信頼していたクライアントが突然連絡を絶ち、顧問料の支払いが滞ったまま夜逃げしてしまったというケースは、士業やコンサルタントにとって深刻な経営課題です。そのまま放置すれば消滅時効により回収不能となる恐れがあります。本記事では、夜逃げした相手を特定する方法から、法的手段を用いた債権回収の流れ、専門家への相談の重要性について解説します。
目次
顧問料未払いの時効と夜逃げ発覚時の初動
顧問料の請求権には消滅時効が存在します。2020年4月1日に施行された改正民法により、旧来の職業別短期消滅時効が廃止され、債権の消滅時効は原則として「権利を行使できることを知った時から5年間」に統一されました(出典:法務省)。夜逃げから時間が経過するほど回収のハードルは上がるため、まずは契約書や未払い額を証明する証拠を整理し、早急に対応を検討する必要があります。
夜逃げ先の特定と法的手段による回収プロセス
相手の所在が不明な場合、住民票の除票や戸籍の附票を取得し、移転先を調査することが基本です。正当な理由があれば、職務上請求等による取得も検討されます。所在が判明した後は、内容証明郵便による督促を行い、応じない場合は少額訴訟や民事訴訟を検討します。請求額が60万円以下の場合は、原則1回の審理で完了する少額訴訟が、費用と時間のコストを抑える有効な手段となります(出典:裁判所)。
自力での回収が困難な場合の対応策
相手が完全に潜伏している場合や、交渉が難航する場合は、専門的な調査力やノウハウが必要です。株式会社HONORSでは、家賃滞納や各種債権トラブルに関するコンサルティングを通じて、複雑な問題の解決をサポートしています。独力で抱え込まず、専門的な知見を持つパートナーに相談することで、回収の可能性を高め、精神的・時間的な負担を軽減することが可能です。
まとめ
夜逃げしたクライアントからの顧問料回収は、迅速な初動が鍵となります。民法改正による時効の把握、適切な所在調査、そして訴訟手続きなど、段階に応じた的確なアクションが求められます。自社での対応が困難と感じた際には、早期に専門家への相談を検討しましょう。
