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特許侵害の警告書を無視するリスクと適切な対処法
特許侵害の警告書を無視するリスクと適切な対処法
他社から「特許権を侵害している」という内容の警告書が届いた際、身に覚えがない、あるいは法的な知識が乏しいという理由で放置してしまうケースが見受けられます。しかし、特許侵害の警告を無視し続けることは、事業の継続を危うくする重大なリスクを伴います。本記事では、警告書を無視した場合に想定される法的措置や、オナーズ知財事務所が推奨する適切な初動対応について詳しく解説します。
目次
特許侵害の警告書を無視した場合の重大なリスク
警告書を無視し続けると、相手方は「誠実な対応が期待できない」と判断し、速やかに法的手段へ移行します。最も大きなリスクは「差止請求」です。裁判所によって製品の製造・販売停止が命じられた場合、在庫の廃棄や製造ラインの停止を余儀なくされ、経営に甚大な打撃を与えます。また、特許法第102条に基づき、侵害によって得た利益やライセンス料相当額を基準とした多額の損害賠償を請求される可能性があります。さらに、警告を受けていながら対策を講じなかった事実は、裁判において「悪意(故意)」があるとみなされる要因となり、法的責任がより厳しく追及されることにつながります(出典:特許庁:特許侵害裁判の概要)。
警告書を受領した際の適切な初動対応
警告書が届いた際、まず行うべきは事実関係の確認です。相手方が主張する特許番号が実在し、現在も有効であるかを「J-PlatPat」などのデータベースで調査します。次に、自社の製品や技術が、相手方特許の「特許請求の範囲(クレーム)」に記載された構成要件をすべて満たしているかを客観的に分析します。この分析は高度な専門知識を要するため、弁理士などの専門家へ相談することが一般的です。安易な回答や無視は、後に裁判となった際の証拠として不利に働く可能性があるため、必ず法的根拠に基づいた回答書を作成し、期限内に返信することが求められます。
オナーズ知財事務所による知財紛争サポート
オナーズ知財事務所(株式会社オナーズ)では、特許侵害の警告を受けた企業様に対し、技術的・法的な観点から詳細な鑑定と戦略的なアドバイスを提供しています。弊社の知財コンサルティングサービスでは、相手方特許の無効理由の探索や、侵害を回避するための設計変更(デザイン・アラウンド)の提案など、単なる回答代行に留まらない包括的な解決策を提示します。早期に専門家が介入することで、訴訟への発展を未然に防ぎ、ライセンス交渉による円満な解決や有利な条件での和解を目指すことが可能になります。
まとめ
特許侵害の警告書を無視することは、差止請求や多額の損害賠償といった致命的な事態を招く恐れがあります。警告を受けた際は、パニックにならず、まずは専門家に相談して現状を正しく把握することが重要です。適切な初動対応こそが、企業の知財リスクを最小限に抑え、大切な事業を守る鍵となります。もし警告書への対応でお困りであれば、豊富な実績を持つオナーズ知財事務所までお早めにご相談ください。
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