お知らせNEWS

助成金の不正受給がバレる理由とは?発覚のきっかけと科せられる罰則

Honors

助成金の不正受給がバレる理由とは?発覚のきっかけと科せられる罰則

助成金は返済不要の公的資金ですが、要件を満たさないまま申請・受給することは「不正受給」に当たります。万が一、軽い気持ちで不正を行ってしまうと、高額な違約金や企業名の公表など、取り返しのつかない損害を被るリスクがあります。本記事では、不正受給がバレる仕組みや具体的な罰則について、厚生労働省の公開情報を交えて解説します。適切な申請を行い、企業の信頼を守るために、株式会社オナーズがサポートいたします。

目次

助成金の不正受給が発覚する主な3つのきっかけ

助成金の不正受給は、行政機関の徹底した調査により高い確率で発覚します。厚生労働省の発表(出典:厚生労働省:雇用・労働分野の助成金での不正受給の公表)によると、令和5年度も多くの不正が摘発されています。主な発覚ルートは以下の通りです。

1つ目は、従業員や元従業員、関係者からの通報です。解雇や退職のトラブルをきっかけに、「実際には研修を行っていない」「出勤簿を偽造している」といった情報が労働局へ寄せられるケースが非常に多くなっています。2つ目は、会計検査院による実地調査や労働局による抜き打ち調査です。事業所に直接訪問し、タイムカードや賃金台帳の原本と申請書類の整合性を確認します。3つ目は、行政データの照合です。雇用保険の加入状況や税務申告データと申請内容を照らし合わせることで、不整合が容易に特定されます。

不正受給がバレた際に科せられる厳しい罰則

不正受給が認定されると、単に受け取った金額を返すだけでは済みません。まず、受給した助成金の全額返還に加え、受給した日の翌日から納付の日まで年3%の延滞金、および受給額の2割に相当する違約金の支払いが命じられます。経済的な損失は非常に大きくなります。

さらに深刻なのは、社会的な信頼の失墜です。管轄の労働局のウェブサイトにて、企業名、代表者名、不正の内容、返還状況が実名で公表されます。これにより、銀行融資の停止や取引先からの契約解除など、経営に致命的な影響を及ぼす可能性があります。また、不正発覚から5年間は、いかなる助成金も申請することができなくなります。悪質な場合には、詐欺罪として刑事告訴されることもあります。

不正を未然に防ぎ、適切に受給するためのポイント

意図的な改ざんだけでなく、制度の理解不足による「過失」が不正とみなされるケースもあります。特にキャリアアップ助成金などは要件が細かく、社内規定(就業規則)との整合性が重要です。株式会社オナーズでは、専門家が法的に正しい書類作成と申請プロセスを支援しています。

適切な受給のためには、まず正確な勤怠管理と賃金台帳の作成を徹底することが不可欠です。また、申請前に要件を再確認し、不明な点は労働局や社会保険労務士などの専門家に相談することをお勧めします。万が一、申請後に誤りに気づいた場合は、調査が入る前に「自主返還」を申し出ることで、罰則が軽減される可能性があります。

まとめ

助成金の不正受給は、行政の監視体制や内部告発によって必ずと言っていいほどバレるものです。発覚した際のリスクは、企業の存続を危うくするほど甚大です。「周りもやっているから」といった安易な考えは禁物です。適切な手続きを行い、正当に助成金を活用することが、中長期的な企業の成長に繋がります。株式会社オナーズでは、コンプライアンスを重視した確実な助成金申請をサポートしておりますので、ぜひご相談ください。

関連記事