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デューデリジェンス対策の重要性と準備の進め方|M&A成約率を高めるポイント
デューデリジェンス対策の重要性と準備の進め方|M&A成約率を高めるポイント
M&Aにおいて、売り手企業が最も慎重に対応すべきプロセスがデューデリジェンス(DD)です。買い手側による詳細な調査が行われるこの段階で、不備やリスクが発覚すると、譲渡価格の減額や成約の中止に直結する恐れがあります。本記事では、株式会社HONORSが培った知見に基づき、デューデリジェンスでチェックされる項目とその具体的な対策について解説します。適切な準備を行うことで、スムーズな事業承継と希望条件での成約を目指しましょう。
目次
デューデリジェンス(DD)対策が重要な理由
デューデリジェンスは、買い手が買収対象企業の価値を正しく把握し、将来のリスクを洗い出すために行われます。経済産業省が策定した「中小M&Aガイドライン」においても、売り手は必要な情報の開示を誠実に行うことが求められており、このプロセスでの透明性が信頼関係の構築に欠かせません(出典:経済産業省)。
対策が不十分な場合、帳簿外債務や法務上のリスクが直前で見つかり、最終契約が破談になるケースも少なくありません。事前の社内整理は、単なるリスク回避だけでなく、自社の強みを再確認し、買い手に対して説得力のある説明を行うための準備でもあります。
種類別:デューデリジェンスの主要なチェックポイント
デューデリジェンスには、主に「財務」「法務」「ビジネス」の3つの側面があります。それぞれの対策ポイントを整理します。
財務デューデリジェンスでは、過去の決算数値の妥当性や、役員借入金、滞留在庫、回収見込みのない売掛金の有無が厳しくチェックされます。特に私的な経費の混入は信頼を損なう要因となるため、あらかじめ整理しておく必要があります。
法務デューデリジェンスでは、契約書の管理状況や未払い残業代の有無、係争案件のリスクが対象となります。未払い残業代等の労務リスクは、近年のM&Aにおいて買い手が最も警戒する項目のひとつです(出典:中小企業庁)。
成約率を高めるための3つの具体的対策
デューデリジェンスを円滑に進めるためには、以下の3点に注力することが推奨されます。
1. 資料の早期整理:直近3〜5年分の決算書、総勘定元帳、定款、株主名簿、主要な取引先との契約書をいつでも提示できる状態にします。資料提供の遅れは買い手の不信感を招きます。
2. リスクの事前開示:不利な情報であっても、調査で発覚する前に売り手自ら開示することが重要です。早期に共有することで、対策案を協議する時間的余裕が生まれます。
3. 専門家によるプレDDの実施:M&Aアドバイザー等の専門家に依頼し、買い手が調査する前に自社の弱点を洗い出す「プレDD」の実施が有効です。株式会社HONORSでは、こうした事前の磨き上げから支援を行っています。
まとめ
デューデリジェンス対策は、M&Aを成功に導くための最重要工程です。財務や法務の整理を後回しにせず、早期から着手することで、企業の真の価値を正しく評価してもらうことが可能になります。不透明な要素を排除し、買い手に安心感を与えることが、最良の条件での成約に繋がります。
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