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父親が親権を勝ち取るための条件とは?有利に進めるポイントと証拠の重要性

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父親が親権を勝ち取るための条件とは?有利に進めるポイントと証拠の重要性

離婚の際、お子様との生活を守りたいと願う父親は少なくありません。一般的に「母親が有利」とされる親権争いですが、適切な準備と客観的な証拠があれば、父親が親権を獲得することは十分に可能です。本記事では、家庭裁判所が重視する判断基準や、父親が有利に進めるための具体的なポイント、株式会社HONORSがサポートできる証拠収集の役割について解説します。

目次

司法統計から見る父親の親権獲得の現状

日本の離婚調停や訴訟において、父親が親権を獲得するのは容易ではないのが現状です。令和4年度の司法統計によると、離婚に伴う親権者の指定において、父親が親権者となったケースは1,844件に対し、母親が親権者となったケースは16,846件となっています。父親が親権を獲得できる割合は約10%に留まっています(出典:裁判所「令和4年度 司法統計 年報」)。しかし、この数値は「父親が親権を望まなかったケース」も含まれており、適切な主張と立証を行えば、決して不可能ではありません。

家庭裁判所が親権者を決定する4つの判断基準

家庭裁判所が親権を判断する際、最も重視されるのは「子の福祉(子供の幸せ)」です。具体的には以下の4つの原則が基準となります。1つ目は「継続性の原則」です。現在まで主に関わってきた監護者が優先されます。2つ目は「子の意思の尊重」です。概ね10歳以上、特に15歳以上の場合は子供自身の意向が強く尊重されます。3つ目は「監護能力と環境」です。経済力だけでなく、育児に割ける時間や補助者の有無が問われます。4つ目は「兄弟不分離の原則」です。兄弟姉妹は可能な限り同じ親が育てるべきと考えられています。

父親が親権を勝ち取るために必要な準備と証拠

父親が親権を得るためには、単に「子供が好きだ」と主張するだけでは不十分です。まず、これまでの育児実績を具体的に示す必要があります。育児日記や送迎の記録などは有効な証拠となります。次に、相手方(母親)が親権者として不適格であることを客観的に証明することも重要です。例えば、ネグレクト(育児放棄)や虐待、子供への悪影響がある交際関係などが挙げられます。株式会社HONORSでは、こうした法的に有効な証拠収集を通じて、父親の親権獲得に向けた環境作りをサポートしています。

2024年法改正:共同親権導入による影響

2024年5月、離婚後も父母双方が親権を持つことができる「選択的共同親権」を導入する改正民法が成立しました。この制度は2026年までに施行される予定です。これにより、これまでのような「どちらか一方が親権を失う」という対立構造が緩和される可能性があります。ただし、虐待やDVの恐れがある場合には家庭裁判所が単独親権を命じることになっており、自身の監護能力や相手方の問題点を立証する重要性は今後も変わりません(出典:法務省「父母の離婚後の子の養育に関する法制度の見直し」)。

まとめ:親権獲得には専門的な調査と証拠が不可欠

父親が親権を獲得するためには、家庭裁判所の判断基準を正しく理解し、自らが優れた監護者であることを客観的に証明しなければなりません。また、相手方の問題行動が子供に悪影響を与えている場合、その事実を専門的な調査によって裏付けることが、調停や審判を有利に進める鍵となります。一人で悩まず、まずは専門家へ相談することをお勧めします。

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