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外国人雇用の手続きと注意点|採用フローと法令遵守のポイントを解説
外国人雇用の手続きと注意点|採用フローと法令遵守のポイントを解説
労働人口の減少に伴い、外国人材の採用を検討する企業が増えています。しかし、日本人を採用する場合とは異なり、在留資格の確認やハローワークへの届出など、外国人雇用特有の手続きが必要です。不適切な手続きは、企業側が「不法就労助長罪」に問われるリスクもあるため、正確な知識が求められます。本記事では、株式会社オナーズが培ったノウハウをもとに、外国人雇用における必須の手続きと注意点を分かりやすく解説します。
目次
外国人雇用に必要な基本的な手続きの流れ
外国人を雇用する際、まず最初に行うべきは「在留資格(ビザ)」の確認です。日本に在留する外国人は、それぞれ活動内容に応じた在留資格を保有しており、その範囲内でのみ就労が認められています。採用決定後は、雇用契約書を締結しますが、その際も「在留資格の取得または変更」を条件とする一文を添えることが一般的です。入社後には、速やかに出入国在留管理庁への届出や、厚生労働省への報告手続きが必要となります。厚生労働省の統計によれば、外国人労働者数は年々増加しており、令和5年10月末時点で約204万人と過去最高を更新しています(出典:厚生労働省:外国人雇用状況の届出状況まとめ)。この背景には、手続きのデジタル化や制度の整備が進んでいることが挙げられます。
在留カードの確認と不法就労防止の注意点
外国人採用において最も重要な注意点が「不法就労」の防止です。具体的には、在留カードの原本を確認し、その有効期限や就労制限の有無を把握しなければなりません。在留資格には「技術・人文知識・国際業務」のように特定の職種でのみ働けるものや、「家族滞在」のように資格外活動許可が必要なものがあります。もし、期限切れのカードを放置したり、許可されていない職種で働かせたりした場合、雇用主は「不法就労助長罪」として、3年以下の懲役または300万円以下の罰金に処せられる可能性があります(出典:出入国在留管理庁:不法就労防止について)。株式会社オナーズでは、こうしたリスクを回避するため、採用時のダブルチェック体制の構築を推奨しています。
ハローワークへの届出と社会保険の手続き
外国人を雇用、または離職させた場合、事業主は「外国人雇用状況の届出」をハローワークに行う義務があります。これは雇用対策法に基づき、すべての事業主に課せられる義務です。正社員だけでなく、アルバイト採用であっても対象となります。また、社会保険(健康保険・厚生年金)や労働保険(労災保険・雇用保険)の適用についても、日本人と同様の基準が適用されます。特定の国(日本と社会保障協定を締結している国)の出身者の場合、年金の二重払いを防ぐための「適用証明書」の取得が必要になるケースもあるため、対象者の母国の制度確認も欠かせません。適切な手続きを行うことは、外国人従業員の安心感に繋がり、定着率の向上にも寄与します。
まとめ
外国人雇用は、適切な手続きと注意点を理解していれば、企業の成長を支える強力な戦力確保の手法となります。在留資格の確認、不法就労の防止、そしてハローワークへの届出という基本ステップを確実に踏むことが重要です。法改正も頻繁に行われる分野であるため、常に最新の情報を取り入れ、コンプライアンスを重視した採用活動を行いましょう。株式会社オナーズでは、特定技能をはじめとする外国人材の紹介から就労後のサポートまで、包括的なコンサルティングを提供しています。
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