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日本政策金融公庫の創業計画書の書き方|融資審査を通過するポイントと項目別記入例
日本政策金融公庫の創業計画書の書き方|融資審査を通過するポイントと項目別記入例
日本政策金融公庫から創業融資を受ける際、審査の成否を分ける最も重要な書類が「創業計画書」です。審査担当者はこの書類を通じて、事業の継続性や返済能力を客観的に判断します。本記事では、日本政策金融公庫が公開している指針や統計に基づき、各項目の具体的な記入ポイントと、審査で評価されるための注意点を解説します。
目次
創業計画書が融資審査で重視される理由
創業融資は、実績のない状態での貸し付けとなるため、過去の決算書ではなく「将来の計画」が評価の対象となります。日本政策金融公庫の「新規開業実態調査」によると、開業動機が明確であり、かつ十分な勤務経験を持つ経営者ほど、事業の継続性が高い傾向にあります。計画書は、経営者の頭の中にあるビジョンを数値と論理で裏付けるための証明書としての役割を果たします(出典:日本政策金融公庫 新規開業実態調査)。
主要8項目の具体的な書き方とポイント
創業計画書は、大きく分けて8つの項目で構成されています。それぞれの項目で、審査担当者が納得する根拠を示す必要があります。
1. 創業の動機:なぜこの事業を始めるのか、その熱意と客観的な裏付けを記載します。単なる「夢」ではなく、市場のニーズや自身の経験に基づいた強みを強調します。
2. 経営者の略歴:過去の勤務経験が、これから始める事業にどう活かされるかを具体的に記述します。特に、同じ業種での店長経験や管理職経験は高く評価されます。
3. 取扱商品・サービス:競合他社との差別化ポイントを明確にします。誰に、何を、どのように提供するのかを具体化します。
4. 取引先・取引関係等:仕入先や販売先が確保されているかを確認されます。すでに契約の合意がある場合は、その旨を明記します。
5. 必要な資金と調達方法:設備資金と運転資金の合計が、自己資金と借入金の合計と一致するように計算します。自己資金の割合は、審査の信頼性に直結します(出典:日本政策金融公庫 創業計画書の書き方)。
審査通過率を高めるための3つの重要指標
審査を有利に進めるためには、以下の3点に注力する必要があります。
第一に、自己資金の準備状況です。日本政策金融公庫の基準では、創業資金の10分の1以上の自己資金が必要とされていますが、実際には3分の1程度準備しているケースが一般的です。コツコツと貯めてきたプロセスが、経営者としての計画性を評価されます。
第二に、売上予測の根拠です。「なんとなく売れそう」という予測ではなく、「客単価 × 客数 × 営業日数」といった計算式に基づき、近隣店舗の状況や市場データから算出した現実的な数値を提示します。
第三に、資金使途の透明性です。設備資金であれば見積書の添付が必須となります。不透明な資金使途があると、審査に通りにくくなるため注意が必要です。
まとめ
創業計画書は、自身の事業の妥当性を日本政策金融公庫に伝えるためのプレゼンテーション資料です。各項目を整合性のある内容で埋め、数値の根拠を明確にすることが融資成功への近道となります。株式会社Honorsでは、資金調達を検討されている皆様に対し、専門的な視点から事業計画のブラッシュアップを支援しています。
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