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事業継続力強化計画の認定メリットと具体的な申請手順

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事業継続力強化計画の認定メリットと具体的な申請手順

近年、地震や台風といった自然災害に加え、感染症の拡大やサイバー攻撃など、中小企業を取り巻く事業継続へのリスクは多様化しています。こうした有事の際にも事業を中断させず、従業員の雇用や地域の経済活動を守るために策定されるのが「事業継続力強化計画」です。本記事では、中小企業がこの認定を受けることで得られる具体的なメリットや、申請に向けたステップを解説します。株式会社Honorsでは、経営戦略の一環として、こうした公的制度の活用を通じた組織基盤の強化を支援しています。

目次

事業継続力強化計画の概要と認定制度の仕組み

事業継続力強化計画とは、中小企業が自社の防災・減災対策をあらかじめ計画し、経済産業大臣から認定を受ける制度です。この制度は、2019年に施行された「中小企業強靱化法」に基づいています。計画には、ハザードマップを活用したリスク確認、発災時の安否確認体制、備蓄品の確保、代替生産体制の検討などが含まれます。従来のBCP(事業継続計画)と比較して、中小企業が取り組みやすいよう、より項目がシンプルに整理されているのが特徴です(出典:中小企業庁)。

認定を受けることで得られる主なメリット

事業継続力強化計画の認定を受けると、単なる防災対策以上の経営的メリットを享受できます。主な優遇措置として以下の4点が挙げられます。

  • 税制措置:認定を受けた計画に基づき、一定の防災・減災設備(自家発電機、排水ポンプ、制震装置など)を取得した場合、取得価額の18%の特別償却が適用可能です(出典:中小企業庁)。
  • 金融支援:日本政策金融公庫による低利融資や、信用保証協会の保証枠の別枠設定が受けられる場合があります。
  • 補助金の加点:ものづくり補助金やIT導入補助金など、一部の国の補助金申請において審査時の加点対象となります。
  • 認定ロゴマークの使用:認定を受けた企業は、名刺や製品、Webサイトに認定ロゴマークを掲載でき、取引先や金融機関に対して「リスク管理に積極的な企業」としての信頼性をアピールできます。

認定申請の具体的な流れと必要書類

申請は、原則として「事業継続力強化計画電子申請システム」を通じてオンラインで行います。手順は以下の通りです。

  • GビズIDプライムアカウントの取得:電子申請には専用のアカウントが必要です。
  • 自社のリスク分析:所在地域のハザードマップを確認し、想定される災害リスク(地震、洪水、土砂災害など)を特定します。
  • 計画の策定:事業継続に向けた目標設定、事前対策、発災時の初動対応、訓練の実施計画などを入力します。
  • 申請・審査:入力内容を送信後、約1ヶ月程度の審査を経て認定されます。

単独での申請だけでなく、連携型(複数の企業が協力して取り組む形式)での申請も可能であり、サプライチェーン全体の強靱化を図ることも推奨されています。

まとめ

事業継続力強化計画の認定は、企業の安全性向上だけでなく、税制優遇や補助金加点、社会的信用力の向上といった多角的な経営メリットをもたらします。不測の事態に強い組織を作ることは、持続可能な経営の第一歩です。株式会社Honorsでは、こうした事業計画の策定支援を通じて、中小企業の強固な経営基盤づくりに伴走いたします。計画の具体的な内容や、自社での活用方法にお悩みの際はお気軽にご相談ください。

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