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食品衛生責任者資格の取り方とは?講習の流れや免除対象を専門家が解説
食品衛生責任者資格の取り方とは?講習の流れや免除対象を専門家が解説
飲食店や食品製造業を営む際に必須となる「食品衛生責任者」。この資格は、食中毒の防止や衛生管理を適切に行うために重要な役割を担います。HACCPに沿った衛生管理が義務化された現在、現場での衛生管理体制の構築は経営の根幹に関わります。本記事では、資格の取得方法や講習会の内容、費用、免除される条件について、衛生管理支援を行う株式会社オナーズが詳しく解説します。
目次
食品衛生責任者とは?設置義務と役割
食品衛生責任者とは、食品衛生法に基づき、許可を必要とする食品営業施設ごとに1名以上置くことが義務付けられている責任者のことです。主な役割は、施設内の衛生管理が適切に行われているかを確認し、必要に応じて営業者へ改善の助言を行うことです(出典:厚生労働省:食品衛生計画の遵守等)。特に2021年6月からのHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理の完全義務化に伴い、食品衛生責任者が中心となって衛生管理計画を作成し、実施記録を管理することが法的にも強く求められるようになっています。
資格の取り方:養成講習会の受講手順
食品衛生責任者の資格を取得する最も一般的な方法は、各都道府県の食品衛生協会が実施する「食品衛生責任者養成講習会」を受講することです。受講資格に制限はなく、17歳以上であれば原則誰でも受講可能です。講習は合計6時間で構成されており、公衆衛生学(1時間)、衛生法規(2時間)、食品衛生学(3時間)の3科目を学びます。受講料は地域により異なりますが、概ね10,000円から12,000円程度です。近年は対面形式だけでなく、インターネットを利用したeラーニング形式での受講を導入する自治体が増えており、場所や時間を選ばずに取得できるようになっています。
講習が免除される資格・条件
特定の国家資格を既に保有している場合、養成講習会を受講しなくても食品衛生責任者になることができます。具体的には、調理師、栄養士、管理栄養士、製菓衛生師、食肉衛生管理者、船舶料理士、と畜場法に規定する衛生管理責任者などが該当します。また、医師、歯科医師、薬剤師、獣医師も免除対象となります。これらの資格をお持ちの方は、保健所への届出時に資格証を提示することで、責任者として認められます。ただし、資格を持っていても実務におけるHACCPの運用知識は別途必要となるため、最新のガイドラインを確認することが推奨されます。
まとめ
食品衛生責任者は、食の安全を守るために欠かせない存在です。資格取得は講習会の受講で可能ですが、大切なのは取得後の適切な運用です。株式会社オナーズでは、HACCPの導入支援や衛生管理の定着化をサポートしており、現場の実態に即したアドバイスを提供しています。資格取得を機に、自社の衛生管理体制をより強固なものにしていきましょう。
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