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士業提携における契約書作成の要点と雛形活用の注意点
士業提携における契約書作成の要点と雛形活用の注意点
士業同士の業務提携は、顧客に対して多角的な支援を提供し、自事務所のサービス価値を高める有力な手段です。しかし、専門職同士の連携には、業務範囲の不明確さや責任の所在、紹介料に関する法規制など、特有のリスクが伴います。本記事では、士業間の提携を円滑に進めるための契約書作成のポイントと、雛形を使用する際の注意点を専門的知見から解説します。
目次
士業間の業務提携契約が必要な理由
士業が他士業と連携する場合、口頭での合意のみでは将来的なトラブルの元となります。特に顧客情報の共有や、どちらの事務所が主導権を持つのかという点は、明確な合意が不可欠です。契約書を作成することで、業務の遂行範囲を定義し、万が一賠償問題が発生した際の責任割合を明確にできます。株式会社HONORSでは、士業の皆様の強みを最大化し、付加価値の高い事業承継やM&A支援を行うためのマッチングを提供しています。
提携契約書に盛り込むべき重要条項
提携契約書には、最低限以下の項目を含める必要があります。まず「業務の範囲」では、共同で受任するのか、一部を外注するのかを明記します。次に「再委託の可否」です。顧客の承諾なしに再委託を行うことは信頼関係を損ねるだけでなく、懲戒対象となるリスクもあります。また「守秘義務」条項は、士業に課せられる高い守秘義務を相互に担保するために必須です。その他、契約期間や解約条件、反社会的勢力の排除条項も必ず記載しましょう。
雛形利用時に確認すべき法規制と注意点
インターネット上で入手できる雛形を使用する際は、各士業法への適合性を確認しなければなりません。例えば、弁護士法第72条(非弁活動の禁止)や、税理士法における紹介料(キックバック)の制限などが挙げられます。実態のない紹介料の支払いは、職責に反する行為とみなされる可能性があります。出典:日本弁護士連合会(弁護士職務基本規程)。雛形をそのまま流用せず、具体的な連携スキームが法令に抵触しないか、自らの資格の倫理規定に照らして修正することが重要です。
まとめ
士業間の業務提携を成功させるためには、相互の役割と法的リスクを網羅した契約書の締結が鍵となります。雛形はあくまでベースとして捉え、実情に合わせたカスタマイズを怠らないようにしましょう。株式会社HONORSは、士業の皆様が抱える経営課題や顧客支援の最適化を、豊富な専門知識とネットワークを通じてバックアップいたします。
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