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自己破産の申立てで通帳の提出が必要な理由と注意すべきポイント

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自己破産の申立てで通帳の提出が必要な理由と注意すべきポイント

自己破産の手続きを進める際、裁判所から過去の通帳の提出を求められます。なぜ通帳が必要なのか、何年分の記録が必要なのか、不安に感じる方も少なくありません。本記事では、自己破産における通帳提出の目的や期間、紛失した場合の対処法について詳しく解説します。Honorsでは、借金問題に悩む方々へ最適な解決策を提案しています。適正な手続きを行うための知識を深めていきましょう。

目次

自己破産で通帳の提出が必須とされる理由

自己破産は、裁判所が申立人の支払い能力が完全に欠如していると判断し、借金の返済を免除する手続きです。その判断を下すための最も重要な証拠書類の一つが銀行の通帳です。

資産隠しの有無を確認するため

自己破産をする場合、一定以上の価値がある財産は換価され、債権者に配当されます。意図的に預金を別の口座に移したり、現金を過剰に引き出したりして資産を隠す行為は、破産法上の「詐害行為」にあたる可能性があります。通帳の履歴を遡ることで、不自然な資金の動きがないか厳格に調査されます。

免責不許可事由に該当しないか確認するため

借金の免除(免責)が認められない「免責不許可事由」の有無も確認対象です。例えば、競馬や競艇などのギャンブル、分不相応な浪費による支出、特定の債権者にだけ優先的に返済する「偏頗弁済(へんぱべんさい)」などが通帳から判明することがあります。これらの事情がある場合でも、誠実に対応すれば裁量免責が得られる可能性はありますが、事実を正確に申告しなければなりません。

提出が必要な通帳の範囲と期間

自己破産で提出を求められる通帳には、一定の基準があります。裁判所ごとに運用が若干異なる場合はありますが、概ね以下の範囲が一般的です。

過去1年から2年分の取引明細

多くの裁判所では、申立ての直近1年から2年分の取引履歴を求めます。単に現在残高が記載されたページだけでなく、記帳されている全てのページ、あるいは未記帳分を合算した取引明細書が必要です。長期間記帳を怠り「合計記帳」となってしまっている場合は、銀行で詳細な取引推移一覧表を発行してもらう必要があります。

使用していない休眠口座も対象

「この口座はもう何年も使っていないから提出しなくていいだろう」という自己判断は禁物です。申立人名義の全ての口座について、残高の有無にかかわらず開示が求められます。過去に作成したまま忘れている口座がないか、改めて確認しておくことが重要です。

Web通帳や通帳紛失時の対応方法

近年、紙の通帳を発行しないネット銀行や、店舗型銀行のWeb通帳サービスが増えています。また、古い通帳を紛失してしまった場合の対処についても把握しておきましょう。

Web通帳(デジタル口座)の場合

Web通帳の場合、インターネットバンキングの管理画面から、指定された期間の取引明細をPDF形式などでダウンロードし、それを印刷して提出します。ログイン画面や口座番号、名義人が確認できる画面も合わせて印刷が必要です。スマートフォンのスクリーンショットでは情報が不十分とされることがあるため、PC版の画面から出力するのが確実です。

通帳を紛失してしまった場合

通帳を紛失していても、銀行の窓口で「取引推移一覧表」や「取引明細書」の発行を依頼すれば、過去の履歴を取得できます。発行には数週間程度の時間と、数百円から数千円程度の手数料がかかることが多いため、手続きを急ぐ場合は早めに銀行へ足を運ぶようにしてください。

通帳のチェックで特に見られる項目

裁判所や破産管財人は、通帳の記述から以下のような項目に注目します。

  • 大きな金額の入出金:数十万円単位の移動がある場合、その使途が問われます。
  • 給与振込:申立書に記載された収入額と齟齬がないか確認されます。
  • 公共料金やクレジットの引き落とし:生活実態や、漏れている債権者がいないかを確認します。
  • 保険金や解約返戻金の入金:隠れた財産がないかの手がかりとなります。

これらについて疑問を持たれた際、合理的な説明ができないと、手続きが遅延したり免責判断に悪影響を及ぼしたりする恐れがあります。

Honorsが提案するスムーズな自己破産手続き

自己破産の手続きは、通帳一枚の準備から非常に細かな確認作業が伴います。自身だけで全ての書類を完璧に揃え、裁判所からの指摘に対応するのは大きな負担となります。Honorsでは、借金問題の解決に向けた専門的なサポートを行っており、必要書類の整理から申立ての準備まで、相談者に寄り添ったアドバイスを提供しています。通帳の履歴に不安がある場合や、どのように説明すべきか迷っている場合も、まずはHonorsへご相談ください。適切な準備を行うことが、早期の生活再建への近道となります。

まとめ

自己破産における通帳の提出は、資産状況の透明性を証明するために避けては通れないプロセスです。過去2年分程度の全口座の履歴が必要であり、Web通帳や紛失時でも代替書類で対応可能です。不自然な履歴がある場合でも、隠さずに正直に報告することが免責への第一歩となります。書類準備に不安を感じる方は、Honorsのような専門的な知見を持つ窓口を活用し、一つずつ課題をクリアしていきましょう。