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【成功事例インタビュー】OBCが語る、Honorsとの協働によるDX推進と信頼の輪

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【成功事例インタビュー】OBCが語る、Honorsとの協働によるDX推進と信頼の輪

オービックビジネスコンサルタント株式会社(以下、OBC)は、全国の士業をパートナーとするクラウド会計ソリューションのリーディングカンパニー。そんなOBCが、士業ネットワーク「Honors」にスポンサー企業として参加し、士業との信頼関係を土台にDX推進やブランディングの展開を図っています。本記事では、Honorsとの出会いや、士業とともに歩んだプロジェクトの裏側、そして今後の展望について、営業本部の安本様(金融機関・職業専門家支援グループ グループ長)と田中様(プロフェッショナルパートナーグループ グループ長)にお話を伺いました。

【本記事のポイント】

  • 「単なる紹介」で終わらない、士業との信頼ベースの連携
  • 価格交渉より“価値に対する対話”が生まれる関係性
  • OBCのリブランディング・新規市場開拓における好事例

Q1. まずは貴社の事業内容と、Honorsとの関わりについて教えてください。

OBCは、勘定奉行シリーズを中核とした業務ソリューションを展開し、企業規模を問わず、業務プロセスの標準化・DX化を支援するクラウドサービスを提供しています。当社では、税理士や社労士などの士業の皆様を重要なパートナーと捉え、顧問先企業へのソリューション導入を一緒に推進しています。

Honorsとは、OAG税理士法人様のご紹介を通じて出会いました。当初は、こうした士業ネットワークへの参画が、どれほど実務につながるかは未知数でした。しかし、実際に参加してみると、士業の先生方と「紹介→協業→成果」という好循環が生まれやすく、今では非常に貴重な関係性になっています。

奉行 i クラウド DX Suite

Q2. Honorsに参加された理由と、第一印象を教えてください。

Honorsに参画した背景には、士業との「自然な信頼関係の構築」がありました。私たちのサービスは、士業の業務にも深く関わるため、ただの営業紹介では信頼を得にくい部分があります。その点、Honorsのように、事務局や他の士業メンバーが“第三者の視点”でつなげてくれる仕組みはとてもありがたく、実際にいくつもの出会いがスムーズな協業につながっています。

また、士業側も「OBCのソリューションを導入すれば顧問先にメリットがある」と理解されたうえでの紹介になるため、信頼感が違います。最初から本質的な課題解決にフォーカスした提案ができ、話が早いというのが率直な印象です。

Q3. Honors経由での具体的な協業事例があれば教えてください。

たとえば、札幌の社会保険労務士・沢田先生とのつながりでは、当社のクラウドソリューションを活用した助成金活用や業務効率化のご提案を行いました。このとき、奉行認定社労士制度を活用し、共催セミナーという形で信頼ベースの導入が実現しました。

また、地方での勉強会にOBCとして参加した際、士業の先生からクライアントのシステム導入相談を受けたケースがありました。事務局がスムーズに面談の場を設定してくださり、その後の提案や導入まで非常に円滑に進みました。こうした士業とクライアント、そしてOBCの三者間で信頼を前提に進むプロセスは、一般的な営業活動では得がたいHonors特有の価値だと実感しています。

奉行認定社労士制度

Q4. Honorsを通じた士業との連携で、特に印象に残っていることや特徴はありますか?

Honorsの士業の皆さまは、単に人を紹介するだけでなく、その企業の業種・業態、社内体制、意思決定プロセスといった情報まで非常に丁寧に共有してくださいます。その結果、我々も的確な提案ができるようになり、導入までのスピードや成功率にも大きな違いが出ています。

また、士業の先生方がすでに深くクライアントと関係性を築いているからこそ、我々の提案も価格競争ではなく「どんな価値を提供できるか」という対話が中心になります。この“価値軸での会話”ができるのは、Honorsネットワークならではの特徴だと感じています。

さらに、士業の皆さまが業務ソリューションや業界構造について高い理解を持っていることで、我々にとっても市場ニーズや現場の声を知る貴重な機会になっています。Honorsは、我々にとってただの販売経路ではなく、共に価値をつくっていく創造的なパートナーの場だと感じています。

Q5.Honorsのコミュニティや事務局のサポート体制についてどう感じましたか?

率直に言って、「ここまで事務局が動いてくれるとは思っていなかった!」というのが最初の印象でした(笑)。

単なる紹介にとどまらず、紹介後の調整、関係性構築、イベント支援まで、事務局がきめ細かく動いてくださいます。特に印象的だったのは、我々と士業・クライアントの間に自然に入り、無理のない形で話が進むように橋渡ししてくれた点です。

こうした“調整役”の存在があることで、営業側としても過度な売り込みをせずに済み、クライアントとも信頼ベースの会話が可能になります。他のビジネスネットワークではなかなか見られないこの伴走スタイルは、Honorsならではの価値だと感じています。

Q6. 今後、士業や企業とどのような連携を広げていきたいですか?

今後は、地方の営業担当やファシリテーターとも連携して、各地域で士業との共創セミナーや導入支援の動きを広げていきたいと考えています。

また、OBC自体も今、大きなリブランディングのフェーズを迎えています。長年「奉行シリーズ」で知られてきましたが、今後は単なる会計ソフト企業から、クラウドを活用した経営支援プラットフォームへと進化することを目指しています。

この進化には、士業との共創が欠かせません。Honorsで出会う士業の皆さまとの対話は、我々自身のサービス設計やメッセージにも影響を与えており、まさに“現場に根ざしたブランドづくり”の一環として活用させていただいています。

Q7. Honorsに参加を検討している企業の方へメッセージをお願いします。

Honorsは「仕事を取りに行く場」というよりも、「人とつながり、理解を深める場」として捉えると非常に価値のあるネットワークだと思います。売り込みよりも、“友達を作る”感覚で関わることで、結果的に大きな成果につながる。そうした文化が根づいているのがHonorsの最大の魅力ではないでしょうか。

士業との接点に悩まれている企業の方には、ぜひ一度参加してみてほしいです。


Honorsは「案件を生むだけでなく、価値が伝わる土壌を整える」ことを大切にしています。

OBC様との連携は、まさにその実例です。
士業の方々がクライアントとの深い信頼関係をベースに、丁寧に情報を共有し、事務局もその橋渡しを丁寧に担うことで、OBC様のような高品質なサービスの本当の価値が伝わりやすくなります。

私たちは、ただの“紹介プラットフォーム”ではありません。
相手の背景に目を向け、意図を汲み、共に悩み、提案の背中を押す──そんな動きができる場でありたいと考えています。

今後も、企業と士業、そしてその先にいるクライアントにとって本当に価値のある出会いを紡ぎ続けていきます。

関連リンク

▼オービックビジネスコンサルタント株式会社

https://www.obc.co.jp

▼奉行 i クラウド

https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud

▼奉行認定社労士制度

https://www.obc.co.jp/landing/bugyo-sharoushi