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士業の補助金採択率は公表されている?信頼できる依頼先を見極めるポイント
士業の補助金採択率は公表されている?信頼できる依頼先を見極めるポイント
補助金の申請を検討する際、多くの経営者が指標にするのが「採択率」です。特に士業やコンサルティング会社が掲げる「採択率90パーセント以上」といった数字は非常に魅力的に映ります。しかし、これらの数字がどのように算出され、公的に裏付けられているのかを正確に把握している方は多くありません。本記事では、士業の採択率の公表実態と、数字の裏側にある注意点、そして真に信頼できるパートナー選びの基準について詳しく解説します。
目次
士業の補助金採択率は公的に公表されているのか
結論から述べますと、個別の士業事務所やコンサルティング会社ごとの採択率を政府や補助金事務局が一覧形式で公表することはありません。一般的に目にする採択率は、あくまで各事業者が独自に集計した自己申告の数値です。
事務局が公表するのは全体の採択率のみ
ものづくり補助金や事業再構築補助金などの主要な事務局が公表するのは、当該公募回における「全体の応募総数」と「採択数」から導き出される平均採択率です。どの士業が何件申請して何件通ったかという個別の成績表は、プライバシーや公平性の観点から非公開となっています。そのため、依頼先が提示する数値が第三者によって厳密に証明されているわけではないという前提を持つ必要があります。
認定支援機関ごとのデータは一部公開されている
一部の補助金では、認定経営革新等支援機関(認定支援機関)別の採択実績が統計として公開される場合があります。ただし、これは特定の条件を満たした機関に限られたり、詳細な採択率ではなく「採択件数のレンジ」としての公開であったりすることがほとんどです。特定の個人名や小規模な事務所単位での詳細なデータまでは追いきれないのが実情です。
広告で見かける「高採択率」の正体と注意点
ウェブサイトやパンフレットで「採択率100パーセント」といった極めて高い数値を掲げている場合、その算出根拠を冷静に分析することが重要です。数字の裏側には、いくつかのカラクリが隠されていることがあります。
分母の定義が独自に設定されている可能性
例えば「申請した案件」を分母にするのではなく、「支援を完遂し、かつ士業側が『これなら通る』と判断して最終提出に至った案件」のみを分母にしている場合があります。途中で書類の不備が見つかったものや、要件を満たせず申請を断念したケースを除外すれば、見かけ上の採択率は必然的に高まります。単なる数値の高さだけでなく、どのような状態の案件をカウントしているのかを確認する姿勢が求められます。
採択されやすい案件のみを選別しているケース
高い採択率を維持するために、難易度の高い新規性の強い事業や、採択枠が狭い時期の申請を意図的に避ける事務所も存在します。確実に通る定型的な案件ばかりを引き受けていれば、実績数値は安定しますが、それは必ずしも「自社の難しい状況を打破してくれる提案力がある」ことの証明にはなりません。自社のビジネスモデルが特殊な場合、平均的な数値よりも「同業種での支援経験」を重視すべきでしょう。
採択率以外で注目すべき士業選びの指標
補助金申請の目的は「採択されること」ですが、その本質は「事業を成長させるための資金調達」にあります。採択率という一つの指標に惑わされず、実務的な能力を見極めるための視点を紹介します。
事業計画書の具体性と事業理解の深さ
優れた士業は、単に補助金の要件に合わせるだけでなく、依頼主の経営実態に即した精緻な事業計画書を作成します。ヒアリングの段階で、業界特有の課題や市場の優位性をどこまで深く掘り下げてくれるかを確認してください。汎用的なテンプレートを使い回すのではなく、一社一社の強みを引き出すライティング能力があるかどうかが、審査員の評価を分けるポイントとなります。
採択後の交付決定から実績報告までのサポート体制
補助金は「採択」がゴールではありません。その後の交付申請、中間監査、そして事業完了後の実績報告という煩雑な手続きをクリアして初めて、実際に資金が振り込まれます。多くの士業が採択時までの支援で業務を終える中、入金までの実務をどの程度バックアップしてくれるのかは極めて重要です。トータルでの支援実績を確認することで、長期的なパートナーシップを築けるかどうかが判断できます。
株式会社オナーズが提供する補助金申請支援の強み
株式会社オナーズでは、単なる申請代行にとどまらない経営支援を軸とした補助金コンサルティングを提供しています。私たちは、表面的な採択率の誇示よりも、お客様の事業が補助金を通じてどのように飛躍できるかという「事業の実現可能性」を最優先に考えています。
中小企業診断士をはじめとする専門家ネットワークを活用し、製造業からサービス業まで多岐にわたる業種で深い知見を蓄積してきました。各補助金の趣旨を深く理解し、審査のポイントを的確に押さえた事業計画の策定を支援します。また、採択後のフォローアップ体制も構築しており、不慣れな事務手続きに追われる経営者の皆様の負担を最小限に抑え、本業に集中できる環境を整えます。
まとめ
士業が公表する補助金の採択率は、あくまで一つの目安に過ぎません。公的な第三者機関による統一的なデータが存在しない以上、その数字の定義や背景を慎重に見極める必要があります。最も大切なのは、自社のビジョンを理解し、共に事業を成長させてくれる誠実なパートナーを選ぶことです。目先の数字だけでなく、ヒアリングの質やサポートの範囲を総合的に判断し、最適な依頼先を見つけ出してください。
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