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むちうちの慰謝料相場を解説|適正な賠償金を受け取るために士業が推奨する対策
むちうちの慰謝料相場を解説|適正な賠償金を受け取るために士業が推奨する対策
交通事故で最も多い怪我の一つが「むちうち」です。目に見える外傷が少ない一方で、痛みやしびれが長引くことも多く、精神的・身体的な苦痛は計り知れません。しかし、保険会社から提示される慰謝料額が、被害者の実感する苦痛に対して著しく低いケースは少なくありません。適正な慰謝料を受け取るためには、法的な知識を持つ士業の視点を取り入れ、適切な手続きを踏むことが重要です。本記事では、むちうちの慰謝料相場と、賠償額を適正化するためのポイントを専門的な視点から解説します。
目次
むちうちの慰謝料を決める3つの算出基準
むちうちの慰謝料には、大きく分けて3つの算出基準が存在します。どの基準が適用されるかによって、最終的に受け取れる金額に数倍の差が生じることも珍しくありません。
自賠責基準:最低限の補償を目的とした基準
自賠責基準は、自動車損害賠償保障法に基づき、被害者への最低限の補償を目的としたものです。算出方法は定額化されており、入通院慰謝料は1日あたり4,300円とされています。支払い限度額も設定されているため、重症化した場合や長期間の治療が必要な場合には不足するケースがほとんどです。
任意保険基準:保険会社独自の算定基準
任意保険基準は、各保険会社が独自に設けている基準です。一般的に自賠責基準よりは高く設定されていますが、後述する弁護士基準と比較すると大幅に低額です。保険会社は営利企業であるため、支払額を抑える傾向がある点に注意が必要です。
弁護士基準(裁判基準):最も高額な算定が見込める基準
弁護士基準は、過去の裁判例に基づいて策定された基準です。3つの基準の中で最も高く設定されており、法的な根拠に基づいた適正な賠償額を算出します。弁護士が交渉に介入することで、初めてこの基準が適用されるようになります。
むちうちで適正な慰謝料を受け取るための条件
慰謝料は、単に事故に遭っただけで高額になるわけではありません。客観的な証拠と適切な手続きが求められます。
通院頻度と期間の重要性
むちうちの慰謝料は、主に入通院の期間に基づいて計算されます。仕事が忙しいからと通院を怠ると、「治療の必要性が低い」と判断され、慰謝料が減額される恐れがあります。症状が継続している間は、医師の指示に従い定期的に通院を続けることが不可欠です。
後遺障害等級の認定を受ける
治療を続けても症状が完治しない場合、「後遺障害」としての認定を目指します。むちうちの場合、14級または12級が認定される可能性があります。この等級が認定されると、入通院慰謝料とは別に「後遺障害慰謝料」と「逸失利益」が加算され、賠償額が大きく増額します。
士業(弁護士)に依頼するメリット
交通事故の解決において、専門知識を持つ弁護士に依頼することは非常に有効です。弁護士は、保険会社との複雑な交渉を代理で行うだけでなく、最も高い「弁護士基準」での請求を可能にします。また、医学的知識を要する後遺障害診断書の作成アドバイスなど、専門家ならではのサポートを提供します。
株式会社Honorsでは、こうした専門性の高い士業の方々の業務支援を行っております。法的な課題を抱える方が最適な専門家と出会える環境を整えることで、より良い社会の実現を目指しています。
まとめ
むちうちの慰謝料は、適用される基準や手続きの進め方によって大きく変動します。保険会社からの提示を鵜呑みにせず、適正な賠償を受けられるよう準備を整えましょう。症状に苦しむ被害者の方が、法的なサポートを通じて正当な権利を守ることは非常に重要です。不安がある場合は、早めに専門家へ相談することをお勧めします。
