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士業が知っておくべきDNA鑑定の費用相場|法的証拠としての活用ポイント

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士業が知っておくべきDNA鑑定の費用相場|法的証拠としての活用ポイント

遺産相続や認知請求、離婚問題など、士業の先生方が扱う業務において、血縁関係を確定させるDNA鑑定が必要になる場面は少なくありません。しかし、DNA鑑定には「法的鑑定」と「私的鑑定」の2種類があり、それぞれ費用や証拠能力が大きく異なります。本記事では、DNA鑑定の専門機関である株式会社法科学鑑定研究所の知見に基づき、士業の皆様が実務で活用する際に押さえておくべき費用相場や注意点について詳しく解説します。

目次

士業実務におけるDNA鑑定の重要性と法的証拠能力

弁護士や司法書士、行政書士などの実務において、家事事件の解決には客観的な証拠が不可欠です。特に血縁関係の有無が争点となるケースでは、DNA鑑定が決定的な判断材料となります。

裁判や調停で有効な「法的鑑定」とは

裁判所や入国管理局などの公的機関へ提出する証拠として、DNA鑑定を用いる場合は「法的鑑定」を選択する必要があります。法的鑑定は、鑑定機関の専門スタッフや第三者(弁護士、医師など)の立ち会いのもとで検体を採取し、厳格な本人確認(写真撮影や身分証提示)を行うのが特徴です。検体の取り違えや不正を完全に排除したプロセスを経ることで、高い証拠能力が担保されます。

私的鑑定との費用・証拠能力の違い

私的鑑定は、本人の確認が自己申告で行われるため、費用は抑えられますが、裁判資料としては受理されないことが一般的です。一方で法的鑑定は、本人確認プロセスの厳格化や鑑定書作成の手間により、私的鑑定と比較して数万円程度高くなる傾向にあります。士業の先生方が訴訟や調停を見据えて依頼される場合は、必ず法的鑑定の形式を選択することをおすすめします。

DNA鑑定にかかる費用の内訳と相場

DNA鑑定の費用は、主に「基本鑑定料」「検体採取料」「出張・諸経費」の合計で構成されます。依頼する内容や対象人数によって変動するため、事前の見積もり確認が重要です。

基本鑑定料金の目安

一般的な父子鑑定の場合、法的鑑定の相場は8万円から15万円程度です。鑑定機関によって金額に差があるように見えますが、これには解析するDNAのローカス(箇所)数や、精度の保証レベルが影響しています。株式会社法科学鑑定研究所では、国際的なAABB規格に準拠した高精度の解析を行いながら、適正な価格設定を維持しています。兄弟鑑定や祖父母鑑定など、特殊な血縁関係の解析が必要な場合は、追加の解析費用が発生することもあります。

出張採取や立会人にかかる費用

法的鑑定では第三者の立ち会いが必要なため、専門スタッフを全国の事務所や医療機関に派遣する際の出張費用が発生します。地域によって異なりますが、数万円程度が加算されるのが一般的です。また、検体採取を医療機関で行う場合は、別途病院への採取手数料が必要になるケースもあります。費用の透明性を確保するため、トータルでいくらかかるのかを事前に明示する鑑定機関を選ぶことが、依頼者様への負担軽減につながります。

DNA鑑定を依頼する際の主なステップ

まずはお電話やWebサイトのフォームから、事案の概要(鑑定の目的、対象者の居住地など)を相談します。鑑定機関から見積もりが提示され、内容に合意できれば正式な申し込みとなります。次に検体採取の日時を調整し、指定された場所で専門スタッフの立ち会いのもと口腔粘膜などを採取します。採取から約1週間から2週間程度で、正式な鑑定書が作成され、郵送等で納品される流れが標準的です。

株式会社法科学鑑定研究所が士業に選ばれる理由

DNA鑑定の専門機関である弊社は、これまで数多くの弁護士事務所様や公的機関からの依頼を受けてきました。弊社の強みは、単に結果を出すだけでなく、裁判実務に耐えうる「証拠」としての品質管理を徹底している点にあります。自社ラボで最新の解析技術を駆使し、専門家が一人ひとりのケースに合わせて最適な解析手法を提案いたします。また、費用の透明性についても細かく説明を行い、依頼者様が納得して鑑定を受けられる体制を整えています。複雑な血縁関係の立証など、難易度の高い事案でもまずはご相談ください。

まとめ

DNA鑑定は、士業の実務において強力な証拠となる一方で、費用の内訳や鑑定種別の選択を誤ると、期待した成果が得られないリスクがあります。法的証拠として利用する場合は、信頼できる専門機関による「法的鑑定」を選び、事前に諸経費を含めた総額を確認することが大切です。正確な血縁関係の特定を通じて、法的問題の円滑な解決をサポートいたします。

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