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確定申告のミスを正しく修正する方法|修正申告と更正の請求の違いを士業が詳しく解説
確定申告のミスを正しく修正する方法|修正申告と更正の請求の違いを士業が詳しく解説
確定申告を終えた後で、計算の間違いや申告漏れに気づくケースは少なくありません。税金を少なく申告していた場合や、逆に本来よりも多く支払ってしまった場合など、状況に応じて適切な手続きを行う必要があります。放置してしまうと、税務署からの指摘を受け、加算税や延滞税といったペナルティを課される恐れもあるため、迅速な対応が求められます。
本記事では、税務の修正手続きである「修正申告」と「更正の請求」の違い、それぞれの具体的な手続きの流れについて解説します。また、複雑な税務判断を正確に行うために、税理士などの士業へ依頼する重要性についても触れていきます。
目次
確定申告の間違いを直す2つの手続き
確定申告の内容に誤りがあった際、その内容が「納税額の不足」か「過払い」かによって、手続きの種類が異なります。まずはそれぞれの定義を整理します。
修正申告:税額を少なく申告していた場合
修正申告とは、実際に納めるべき税金よりも少なく申告していた場合や、還付される金額が本来よりも多かった場合に行う手続きです。申告期限を過ぎた後に、自ら誤りを認めて修正を行うものであり、不足している税額をこの時点で納付します。税務署の調査を受ける前に自主的に提出すれば、重加算税などの重いペナルティを回避できる可能性が高まります。
更正の請求:税額を多く申告しすぎていた場合
更正の請求は、本来納めるべき税額よりも多く申告していた場合や、還付される金額が少なかった際に行う手続きです。いわば「払いすぎた税金を返してもらうための申請」です。修正申告とは異なり、書類を提出すれば自動的に完了するわけではありません。税務署側でその請求内容が正当であるかを審査し、認められた場合にのみ税金が還付されます。
修正申告と更正の請求の期限と注意点
これら2つの手続きには、実施すべきタイミングや法的な期限が定められています。期限を徒過すると、還付を受けられなくなったり、余計な税負担が生じたりするため注意が必要です。
修正申告は「気づいたとき」にすぐ行う
修正申告には法的な期限自体は設けられていませんが、遅れるほど「延滞税」の負担が増していく仕組みです。延滞税は納付期限の翌日から完納の日までの期間に応じて計算されます。また、税務署からの指摘を受けてから修正を行うと、過少申告加算税が課されるケースが一般的です。間違いに気づいた段階で、速やかに手続きを完了させることが最善の策といえます。
更正の請求には「5年」の期限がある
更正の請求ができる期間は、原則として確定申告の期限から5年以内とされています。この期間を過ぎてしまうと、たとえ計算ミスによる過払いがあったとしても、法的に税金を返してもらう権利を主張することが困難になります。ただし、判決による権利確定や取引の解約など、特殊な事情(後発的理由)が生じた場合には、例外的に期間が延長されるケースもあります。
士業に依頼するメリットと専門的なサポートの必要性
修正申告や更正の請求は、納税者本人が行うことも可能ですが、税務の専門知識を持つ士業に依頼することで得られるメリットは計り知れません。
複雑な再計算と書類作成の正確性
一度間違えてしまった申告を修正するには、どの部分が誤っていたのかを精査し、正しい数値を積み上げ直す必要があります。特に更正の請求においては、税務署を納得させるための「更正の請求の理由書」や、客観的な証拠書類の添付が不可欠です。専門家によるチェックを経ることで、再修正という二度手間を防ぎ、確実な還付や適正な納税を実現できます。
税務署への対応と将来的なリスク回避
修正申告を行うと、その内容をきっかけに税務調査の対象となる可能性を懸念される方も少なくありません。税理士が関与していれば、法的な根拠に基づいた説明を税務署に行えるため、不要なトラブルを回避できます。また、修正の過程で判明した管理上の不備を改善し、翌年以降のミスを未然に防ぐ体制を構築できる点も大きな利点です。
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まとめ
確定申告の間違いを正すための「修正申告」と「更正の請求」は、それぞれ役割が真逆の手続きです。どちらも正確な再計算と法的な根拠が求められるため、個人や自社のみで対応することに不安を感じる場合は、早めに士業のサポートを検討すべきでしょう。適切な対応を行うことが、最終的な税負担を最小限に抑え、精神的な安心感を得るための最短ルートとなります。
