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士業が共同事務所を設立・運営するメリットと留意点|経営効率化への手引き
士業が共同事務所を設立・運営するメリットと留意点|経営効率化への手引き
士業(弁護士、税理士、司法書士など)が独立開業や事務所拡大を目指す際、有力な選択肢となるのが「共同事務所」の形態です。複数の専門家がリソースを共有することで、単独経営にはない相乗効果が得られます。一方で、情報の管理や責任の所在など、共同運営ならではの課題も存在します。本記事では、士業が共同事務所を構えるメリットと、安定した運営を継続するための留意点を客観的な視点から解説します。
目次
共同事務所の定義と主な形態
士業における共同事務所とは、複数の資格者が同一の区画を共有し、事務所を運営する形態を指します。大きく分けて、独立した個々の事務所がスペースを共有する「シェア型」と、複数の資格者がパートナーとして一つの組織を運営する「合同型」があります。近年では、働き方の多様化やDXの進展に伴い、物理的なスペースだけでなく、ITインフラやバックオフィス機能を共有することで業務の最適化を図るケースが増えています。
共同事務所を設立する3つのメリット
共同事務所の設立には、経営・業務の両面で大きな利点があります。第一に「固定費の削減」です。都心部の賃料や高機能な複合機、受付スタッフの人件費を分担することで、一人当たりの経費率を抑えることが可能です。第二に「業務の相乗効果」です。例えば税理士と社会保険労務士が共同事務所を構えることで、顧問先に対して税務と労務の両面から迅速なアドバイスが可能になります。第三に「心理的・物理的な相互補完」です。不在時の電話対応や、難解な案件に対する知見の共有など、単独では困難な対応が可能となります。日本弁護士連合会の調査でも、共同事務所を含む事務所の形態が多様化し、業務効率化への関心が高まっていることが示されています(出典:日本弁護士連合会:弁護士白書2023年版)。
運営上の注意点と守秘義務の遵守
共同事務所を運営する上で最も重要なのが「守秘義務の徹底」です。士業には厳しい守秘義務が課されており、たとえ同じ事務所内のメンバーであっても、受任していない案件の情報が漏洩することは許されません。物理的な書類の管理はもちろん、サーバーのアクセス権限設定や、相談室の防音対策など、プライバシーに配慮した設計が求められます。また、利益相反(コンフリクト)のチェックも不可欠です。複数の士業が混在する場合、一方が受任している相手方からの相談をもう一方が受けてしまわないよう、顧客データベースの照合ルールを明確にする必要があります。
まとめ
士業の共同事務所は、コスト効率を高め、クライアントへの付加価値を最大化するための有効な戦略です。しかし、その成功には強固な信頼関係と、法規制に則った適切な情報管理体制が欠かせません。株式会社Honorsでは、士業の皆様が本業に専念できるよう、経営支援やオフィスソリューションの提供を通じて、持続可能な事務所経営をサポートしています。共同事務所の設立や移転を検討される際は、専門的な知見を持つパートナーの活用もご検討ください。
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