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行政書士の残業実態と働き方の現状|社労士との業務範囲の違いも解説
行政書士の残業実態と働き方の現状|社労士との業務範囲の違いも解説
行政書士という職業に対して「定時で帰れる」「公務員に近い働き方」といったイメージを持つ方もいれば、一方で「書類作成に追われて深夜まで働いているのではないか」という不安を抱く方も少なくありません。特に独立開業を目指す場合や、資格を活かして事務所に勤務する場合、実際の残業時間がどの程度になるのかは非常に重要な関心事です。本記事では、行政書士の残業実態や繁忙期の傾向、さらには混同されやすい社会保険労務士との業務範囲の違いについて、実務の視点から詳しく解説します。また、働き方改革が進む現代において、効率的に業務を進めるためのヒントも提示します。
目次
- 行政書士の仕事に残業は多いのか?実態を詳しく解説
- 残業が発生しやすい主な業務内容
- 行政書士と社会保険労務士の業務範囲と「残業」の関係
- 残業時間を削減し業務を効率化するためのポイント
- 株式会社オーナーズによる労務管理支援の強み
- まとめ
行政書士の仕事に残業は多いのか?実態を詳しく解説
行政書士の残業時間は、結論から申し上げますと「人や事務所、扱う業務範囲によって大きく異なる」のが現実です。公的な書類を扱う専門職であるため、役所の開庁時間(平日9時から17時頃)に合わせた活動が基本となりますが、デスクワークの性質上、作成業務が夜に及ぶケースもあります。
開業行政書士と勤務行政書士による違い
独立開業している行政書士の場合、全てのスケジュールを自分自身でコントロールできるため、残業という概念自体が希薄になります。納期が迫っている案件があれば深夜まで作業することもありますし、逆に予定がなければ早めに切り上げることも可能です。ただし、集客や経営も一人で行う必要があるため、軌道に乗るまでは長時間労働になりやすい傾向が見受けられます。
一方、行政書士法人などに勤務している場合は、事務所の労働規定に従います。近年は働き方改革の影響もあり、無理な残業を抑制する事務所が増えていますが、大規模な案件を抱える法人や、個人の裁量に任される比重が大きい事務所では、一定の残業が発生することを覚悟しておく必要があるでしょう。
繁忙期と閑散期による残業時間の変動
行政書士には明確な繁忙期が存在します。代表的なのが、多くの企業の決算期が重なる3月から5月にかけてです。建設業許可の決算変更届や、年度末に締め切りが設定されることが多い補助金の申請などが重なる時期は、事務作業量が激増します。この時期は平日の夜間だけでなく、休日を返上して書類作成にあたる行政書士も少なくありません。一方で、これらのピークを過ぎれば、比較的穏やかなスケジュールで動ける時期も多く、年間の平均で見ればバランスが取れているケースも一般的です。
残業が発生しやすい主な業務内容
特定の業務に特化している場合、その業務の特性によって残業の有無が左右されます。ここでは特に時間の制約が厳しい業務を紹介します。
建設業許可や許認可更新などの申請業務
建設業許可などは、一度取得すれば終わりではなく、定期的な更新や毎事業年度の報告が必要です。特に複数の会社の顧問を務めている場合、それらの更新時期が重なると、収集すべき証明書類の多さや整合性の確認に膨大な時間を費やします。役所への提出期限は厳守であるため、書類の不備が見つかった際のリカバー作業が残業に直結しやすいのです。
補助金・助成金の申請支援
昨今需要が高まっている補助金申請の支援業務は、非常にタイトなスケジュール管理が求められます。公募期間が数週間から1ヶ月程度と短く、その間に事業計画書の策定や必要書類の精査を行うため、締め切り直前は連日のように残業が発生することがあります。精度の高い書類が採択を左右するため、細部にわたるチェック作業に時間をかける専門家が多いことも理由の一つです。
行政書士と社会保険労務士の業務範囲と「残業」の関係
「残業」という言葉が関わる際、行政書士と社会保険労務士(社労士)のどちらに依頼すべきか迷う企業担当者の方もいらっしゃいます。ここで重要なのは、法律上の「独占業務」の違いを理解することです。
残業時間管理や労務相談は社労士の専権業務
行政書士は、官公署に提出する書類の作成や、権利義務・事実証明に関する書類作成の専門家です。例えば、建設業許可申請のために雇用状況を書類に反映させることは行政書士の範囲内ですが、その企業の「36協定(時間外・休日労働に関する協定届)」の作成や、残業代計算のコンサルティング、労働条件の改善提案などは、社会保険労務士の独占業務に該当します。
もし企業が「従業員の残業時間が多くて困っている」「法的に適切な残業代の支払い方を相談したい」といった悩みを抱えている場合は、行政書士ではなく、社労士が在籍する事務所や、株式会社オーナーズのような人事労務のプロフェッショナルに相談するのが正解です。
残業時間を削減し業務を効率化するためのポイント
行政書士であれ、一般の企業人であれ、残業時間を減らして生産性を高めるためには、適切な仕組み化が欠かせません。
まずは、クラウド型の書類管理システムや電子申請を積極的に活用することです。物理的な書類の郵送や役所への移動時間を削減するだけで、1日あたりの可処分時間は劇的に増えます。また、定型的な書類作成についてはテンプレート化を徹底し、マニュアルを整備することで、作業の迷いをなくすことが重要です。
さらに、業務の外部委託(BPO)を検討することも有効な手段です。コア業務に集中し、事務的なルーチンワークを専門のサポート業者に任せることで、夜遅くまでの残業から解放され、よりクリエイティブな提案業務に時間を割くことが可能になります。
株式会社オーナーズによる労務管理支援の強み
株式会社オーナーズでは、企業のバックオフィス業務における課題解決を専門としています。行政書士が扱う各種許認可と密接に関わる「人事・労務」の分野において、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスやコンサルティングを提供しています。
企業の成長に伴い、複雑化する労働時間管理や社会保険の手続きは、社内のリソースを圧迫しがちです。オーナーズのサービスを導入することで、正確かつ迅速な事務処理が実現し、貴社の社員が本来の業務に専念できる環境を整えることができます。残業問題の根本原因となる「業務の属人化」を防ぎ、持続可能な組織作りを支援いたします。
まとめ
行政書士の残業は、繁忙期や扱う業務の種類によって発生することがありますが、工夫次第でコントロール可能な範囲であることが多いといえます。ただし、労働基準法に関連する残業代の計算や就業規則の整備といった「労務管理」については、社労士の範疇であることを忘れてはなりません。
専門家を賢く活用し、自社の業務効率を最大化させることが、組織全体の残業削減につながります。人事労務の効率化やアウトソーシングをご検討の際は、ぜひ実績豊富な株式会社オーナーズへご相談ください。
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