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ITストラテジスト試験の論文対策:合格に向けた構成案の作り方と書き方のコツ
ITストラテジスト試験の論文対策:合格に向けた構成案の作り方と書き方のコツ
ITストラテジスト試験(ST)の難関といわれる午後II試験の論文作成において、どのように準備を進めればよいか悩む受験者は少なくありません。高度IT人材としてビジネスを牽引する戦略立案能力を証明するためには、採点基準に基づいた論理的な記述が求められます。本記事では、ITストラテジスト試験の論文でA評価を得るためのポイントや、効率的な準備方法について株式会社オナーズが解説します。
目次
ITストラテジスト試験における論文試験(午後II)の概要
ITストラテジスト試験の午後II試験は、2時間の中で約2,000字から3,000字程度の論文を書き上げる形式です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表している試験要綱によると、ITストラテジストには「経営戦略に基づいたIT戦略の策定」や「ビジネスモデルの変革」を主導する役割が期待されています。令和5年度の統計では、ITストラテジスト試験全体の合格率は15.5%となっており、午後IIの論文試験をいかに突破するかが合格の鍵となります(出典:IPA 統計情報)。この試験では、単に技術的な知識を示すだけでなく、経営層の視点で事業課題を分析し、ITを活用した解決策を論理的に提示する能力が問われます。
論文評価で「Aランク」を獲得するための3つのポイント
論文の採点はAからDの4段階で評価され、合格にはAランクが必要です。まず第一のポイントは「設問の要求に正しく答えること」です。設問で問われている項目(例えば、事業特性の分析や導入効果の評価など)が漏れていると、それだけで評価が大きく下がります。第二に「具体的かつ客観的な記述」が求められます。数値を用いた定量的な分析や、実際に経験したプロジェクトに基づいた具体的なエピソードを盛り込むことで、内容の信頼性が高まります。第三に「ITストラテジストとしての視点」を堅持することです。PM(プロジェクトマネージャ)やAU(システム監査技術者)の視点ではなく、あくまで経営課題の解決に向けた戦略立案者の立場で記述することが不可欠です。
効率的な論文作成のための事前準備とモジュール化
限られた試験時間内に高品質な論文を書き上げるには、事前の「モジュール化」が有効です。モジュール化とは、自身の経験した業務や想定事例を「企業の概要」「事業課題」「IT戦略の骨子」などのパーツ(部品)としてあらかじめ整理しておく手法です。試験本番では、設問に合わせてこれらのパーツを組み替え、一貫性のあるストーリーを構築します。株式会社オナーズでは、こうしたITエンジニアのキャリアアップを支援する研修や情報提供を行っています。日頃から自身の業務をITストラテジストのフレームワークに当てはめて振り返る習慣をつけることで、どのようなテーマの出題にも対応できる応用力が身につきます。
まとめ
ITストラテジスト試験の論文対策は、単なる文章力の養成ではなく、戦略的思考を言語化する訓練です。IPAの評価基準を正しく理解し、具体的な事例に基づいた準備を進めることで、合格への道が開けます。自身のキャリアを一段上のステージへと引き上げるために、本記事で紹介したポイントをぜひ日々の学習に取り入れてください。株式会社オナーズは、高度IT人材を目指す皆様の成長を応援しています。
