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外国税額控除の計算方法を分かりやすく解説|限度額の算出と確定申告のポイント
外国税額控除の計算方法を分かりやすく解説|限度額の算出と確定申告のポイント
海外での所得がある場合、現地と日本での二重課税が大きな負担となります。これを解消するための制度が外国税額控除ですが、その計算方法は複雑で、所得税の控除限度額を正確に算出する必要があります。本記事では、国際税務の専門家である株式会社オナーズが、外国税額控除の基本となる計算式から、控除しきれない場合の繰越制度まで詳しく解説します。
目次
外国税額控除の仕組みと計算の基本
外国税額控除とは、居住者が国外で得た所得に対してその国の法令で所得税に相当する税金が課された際、一定の金額を日本の所得税から差し引くことができる制度です。これは国際的な二重課税を調整することを目的としています。計算の基本は「実際に支払った外国所得税額」と「日本で計算した控除限度額」を比較し、いずれか少ない方の金額が控除されるという点です(出典:国税庁)。
所得税における控除限度額の計算ステップ
所得税から控除できる金額には上限があります。その計算式は以下の通りです。まず「その年分の所得税額」に「所得総額に占める国外所得金額の割合」を乗じて算出します。具体的な計算式は「その年分の所得税の額 ×(その年分の国外所得金額 ÷ その年分の所得総額)」となります。ここでいう所得総額とは、純損失の繰越控除などを適用する前の金額を指します。株式会社オナーズでは、こうした複雑な按分計算を含めた国際税務の申告支援を行っております。
控除しきれない場合の繰越控除制度
その年に支払った外国所得税が控除限度額を超える場合、あるいは限度額に余裕がある場合には、繰越制度を利用できます。具体的には、控除しきれなかった金額(控除余裕額または控除不足額)を、翌年以降3年間にわたって繰り越すことが可能です。この制度を適用するためには、外国税額控除に関する明細書を確定申告書に添付し、継続して申告を行う必要があります。期限後申告では適用が制限される場合があるため、正確な期日管理が求められます。
まとめ
外国税額控除の計算は、国外所得の正確な把握と、日本での所得税額に基づいた限度額算出が不可欠です。二重課税を回避し、正しく節税を行うためには、制度の深い理解と緻密な計算が求められます。株式会社オナーズは、海外資産を保有する方や海外勤務者の確定申告において、豊富な実績を持つ専門家チームが最適なサポートを提供します。国際税務に関するお悩みは、ぜひ弊社までご相談ください。
