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キャッシュレス・ポイント還元事業の終了と店舗が意識すべき今後の決済対応
キャッシュレス・ポイント還元事業の終了と店舗が意識すべき今後の決済対応
2020年6月末に終了した経済産業省主導の「キャッシュレス・ポイント還元事業」は、日本国内の決済環境を大きく変える契機となりました。事業終了から数年が経過した現在、消費者の支払い習慣は完全にキャッシュレスへとシフトしつつあります。本記事では、制度終了後の現状を振り返りつつ、店舗が今後取り組むべき決済戦略について詳しく解説します。
目次
キャッシュレス・ポイント還元事業の終了による影響
消費税率引き上げに伴う需要平準化とキャッシュレス決済の普及を目的とした「キャッシュレス・ポイント還元事業」は、2019年10月から2020年6月までの9ヶ月間実施されました。この期間中、対象店舗でキャッシュレス決済を利用した消費者に対し、最大5%のポイント還元が行われました。経済産業省の報告によると、本事業を通じてキャッシュレス決済比率は着実に上昇し、事業終了後も利用者の約9割がキャッシュレス決済を継続して利用しているというデータもあります(出典:経済産業省)。店舗側にとっては、この期間に導入した決済インフラが、その後のコロナ禍における非接触決済の需要拡大に対応する基盤となりました。
マイナポイント事業の終了と最新の普及状況
キャッシュレス・ポイント還元事業の終了後、政府は「マイナポイント事業」を通じてさらなる普及を図りました。この事業も2023年9月末をもって終了しましたが、これによりマイナンバーカードの普及とあわせ、QRコード決済や電子マネーの利用者が層を問わず拡大しました。総務省の統計では、キャッシュレス決済の利用頻度は日常的な買い物において非常に高まっており、もはや「現金のみ」の店舗は、特定の顧客層を失うリスクを抱える時代になっています。特にクレジットカードやモバイル決済は、単なる支払い手段ではなく、ポイント蓄積による節約術として消費者に定着しています。
店舗が継続してキャッシュレス決済を導入するべき理由
ポイント還元などの公的な支援事業が終了した現在、店舗がキャッシュレス決済を継続・強化するメリットは「集客力の維持」と「オペレーションの効率化」に集約されます。株式会社Honorsでは、店舗のニーズに合わせたマルチ決済端末の導入支援を行っています。レジ締め作業の短縮や、現金管理に伴うリスクの低減は、深刻な人手不足に悩む店舗にとって大きな助けとなります。また、訪日外国人観光客(インバウンド)の増加に伴い、海外で主流の決済手段への対応も不可欠です。適切な決済インフラを整えることは、顧客満足度の向上に直結します。
まとめ
キャッシュレス・ポイント還元事業やマイナポイント事業などの公的な大型キャンペーンは終了しましたが、消費者の「キャッシュレス志向」は衰えることなく定着しています。今後は、ポイント還元の有無にかかわらず、利便性や安全性を重視した決済環境の整備が店舗経営の鍵となります。自店舗の客層に最適な決済手段を見極め、デジタルトランスフォーメーションを進めていくことが重要です。
