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労働基準監督署の管轄はどう調べる?所在地の確認方法と手続きの注意点を解説
労働基準監督署の管轄はどう調べる?所在地の確認方法と手続きの注意点を解説
労働トラブルの相談や、各種届出の提出先となる労働基準監督署は、事業場の所在地によって管轄が細かく分かれています。正しい管轄を把握していないと、書類の再提出が発生したり、相談窓口を間違えたりといったタイムロスが生じる可能性があります。本記事では、厚生労働省の公開情報を基に、全国の労働基準監督署の管轄を正確に調べる方法と、手続きをスムーズに進めるためのポイントを社会保険労務士法人Honorsが詳しく解説します。
目次
労働基準監督署の管轄を調べる2つのステップ
労働基準監督署の管轄は、厚生労働省の公式サイトから簡単に検索することが可能です。以下のステップで確認を進めてください。
ステップ1:厚生労働省の「全国労働基準監督署の所在案内」ページへアクセスします。このページには、47都道府県ごとの労働局および労働基準監督署の一覧が掲載されています(出典:厚生労働省:全国労働基準監督署の所在案内)。
ステップ2:事業場の所在地がある都道府県を選択し、市区町村名から管轄する監督署を特定します。例えば、東京都内であっても、千代田区は中央労働基準監督署、新宿区は新宿労働基準監督署といったように、所在する区によって窓口が異なります。
管轄を特定する際の注意点と「事業場」の定義
管轄を調べる際に最も注意すべき点は、「本社の所在地」ではなく「対象となる事業場の所在地」で判断するというルールです。労働基準法における「事業場」とは、原則として一つの場所において相関連して行われる作業の一体を指します。
例えば、本社が東京にあり、支店や工場が大阪にある場合、大阪の支店に関する36協定の提出や労働相談は、大阪の当該地区を管轄する労働基準監督署に行う必要があります。ただし、複数の事業場をまとめて一括で届け出る「本社一括届出」が可能なケースもありますが、これには一定の要件を満たす必要があります。判断が難しい場合は、社会保険労務士法人Honorsのような専門家へ相談することをお勧めします。
労働基準監督署で対応可能な主な手続きと相談内容
労働基準監督署の窓口は、主に「監督課」「労災課」「安全衛生課」に分かれています。管轄の署を特定した後は、目的に応じた窓口を訪ねるようにしましょう。
- 監督課:労働基準法に基づく届出(36協定、就業規則の届出など)や、賃金未払い・不当解雇などの申告・相談を受け付けています。
- 労災課:業務災害や通勤災害が発生した際の、労災保険給付の請求手続きを行います。
- 安全衛生課:労働安全衛生法に基づく、産業医の選任届や定期健康診断結果報告書の提出などに対応しています。
これらの手続きは、近年「e-Gov」を通じた電子申請も推奨されていますが、管轄署のコード入力が必要になるため、事前の所在確認は必須です。
社会保険労務士法人Honorsによる労務管理サポート
労働基準監督署への届出や法改正への対応は、企業の規模を問わず煩雑な業務となります。社会保険労務士法人Honorsでは、管轄の調査から書類作成、電子申請の代行まで一貫してサポートしています。適正な労務管理を行うことは、将来的な労基署の調査(臨検)対策にもつながります。企業の法的リスクを最小限に抑え、従業員が安心して働ける環境づくりを、専門的な知見からバックアップいたします。
まとめ
労働基準監督署の管轄は、厚生労働省のホームページから事業場の所在地(市区町村)を基に調べることができます。本社所在地と現場の所在地が異なる場合は、必ず現場側の管轄を確認してください。管轄違いによる二度手間を防ぎ、円滑に労務手続きを進めることが、効率的な店舗・事業所運営の鍵となります。
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