お知らせNEWS
アルバイトの健康診断は法律で義務?実施条件と企業の注意点を解説
アルバイトの健康診断は法律で義務?実施条件と企業の注意点を解説
従業員の健康管理は企業の重要な責務ですが、アルバイトやパートタイム労働者に対して健康診断を実施すべきか判断に迷う担当者も少なくありません。結論から言えば、一定の条件を満たすアルバイトには法律で健康診断の実施が義務付けられています。本記事では、厚生労働省の指針に基づき、対象となる労働者の基準や費用負担、未実施の場合のリスクについて詳しく解説します。
目次
アルバイトに健康診断が必要な条件
労働安全衛生法に基づき、事業者は「常時使用する労働者」に対して健康診断を実施しなければなりません。アルバイトやパートタイム労働者が「常時使用する労働者」に該当するかどうかは、以下の2つの基準で判断されます(出典:厚生労働省:労働安全衛生法に基づく健康診断)。
第一の基準は、契約期間です。無期契約であるか、あるいは有期契約であっても1年以上(深夜業などの特定業務従事者は6ヶ月以上)の使用が予定されている、または既に更新により1年以上継続して雇用されている必要があります。第二の基準は、労働時間です。1週間の労働時間が、その事業場で同種の業務に従事する通常の労働者の4分の3以上である場合に実施義務が生じます。なお、労働時間が通常の労働者の2分の1以上4分の3未満である場合についても、実施することが望ましいとされています。
健康診断の費用負担と実施時間の扱い
法律で義務付けられている定期健康診断の費用は、全額事業主が負担しなければなりません。これは、労働安全衛生法において事業者に健康診断の実施義務を課しているためです。受診に要した時間についても、円滑な実施を考慮すると、勤務時間内に実施し、その間の賃金を支払うことが推奨されています。特に、特定の危険有害業務に従事する労働者に対する特殊健康診断については、勤務時間内に実施し、賃金を支払うことが義務となっています。
実施しない場合の罰則と企業リスク
対象となるアルバイトに従事者に健康診断を受診させなかった場合、労働安全衛生法第120条に基づき、50万円以下の罰金が科される可能性があります。また、健康診断の未実施期間中に従業員が健康を損なった場合、企業側が安全配慮義務違反を問われ、多額の損害賠償請求に発展するリスクも否定できません。株式会社オナーズでは、こうした複雑な健康診断管理を効率化し、企業のコンプライアンス遵守をサポートするサービスを提供しています。
まとめ:適切な健康診断管理のために
アルバイトであっても、契約期間と労働時間の条件を満たせば健康診断の実施は法的な義務となります。対象者の抽出や予約管理、結果の保存など、管理業務は多岐にわたりますが、従業員の健康を守ることは生産性の向上や離職防止にもつながります。法改正や最新のガイドラインを常に確認し、適切な運用を心がけましょう。
関連記事
- 健康診断管理サービス – 企業の健康診断業務を効率化し、未受診者ゼロを目指すトータルサポート。
- 健康経営コラム – 産業保健や労働安全衛生に関する最新情報を専門家が解説。
- お問い合わせ – アルバイトの健康診断管理や産業医の選任に関するご相談はこちらから。
