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個人情報保護法改正の重要ポイントを解説|企業の対応義務とセキュリティ対策

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個人情報保護法改正の重要ポイントを解説|企業の対応義務とセキュリティ対策

近年、デジタル化の進展に伴い、個人情報の取り扱いに関するルールが厳格化されています。2022年4月の全面施行および2023年4月の改正により、事業者にはより高度な管理体制が求められるようになりました。本記事では、株式会社オナーズの専門的な知見に基づき、企業が押さえるべき改正の主要ポイントと、実務上の対応策について詳しく解説します。適切なプライバシー保護体制の構築は、企業の信頼性を高めるだけでなく、法的リスクを回避するためにも不可欠です。

目次

2022年4月施行の改正個人情報保護法における主要な変更点

2022年4月に全面施行された改正法では、個人の権利保護が大幅に強化されました。具体的には、本人が自身のデータに対して「利用停止」や「消去」を請求できる要件が緩和されています。以前は法違反がある場合に限定されていましたが、現在は「個人の権利や正当な利益が害される恐れがある場合」にも請求が可能となりました。また、短期保存データ(6ヶ月以内に消去するデータ)も「保有個人データ」に含まれるようになり、開示請求の対象が拡大しています。これらの変更により、事業者はこれまで以上に正確なデータ管理が求められます(出典:個人情報保護委員会)。

漏洩時の報告義務化と罰則の強化

改正後の大きな変化として、個人情報の漏洩が発生した際の報告が義務付けられた点が挙げられます。一定数以上の漏洩や、悪用される恐れがある重大な事態が発生した場合、個人情報保護委員会への報告および本人への通知が必須となりました。また、法違反に対する罰則も強化されており、法人に対する罰金刑の最高額は1億円に引き上げられています。これは、企業における情報漏洩が社会的に大きな影響を及ぼすことを背景とした措置です。万が一の事態に備え、社内のインシデント対応フローを明確化しておくことが急務といえます(出典:個人情報保護委員会 罰則規定の改正について)。

企業が実施すべき実務的な対応とプライバシーマークの活用

法改正に対応するためには、まずプライバシーポリシーの改定が必要です。保有個人データの利用目的や、開示請求の手続きについて最新の法令に沿った内容に更新しなければなりません。また、外部送信規律などの新しいルールへの対応も重要です。株式会社オナーズでは、こうした複雑な法対応を支援するため、プライバシーマーク(Pマーク)やISMSの取得・運用コンサルティングを提供しています。Pマークを取得することは、法令遵守の証明となるだけでなく、取引先や顧客からの信頼獲得に大きく寄与します。自社のセキュリティ水準を客観的に評価し、継続的に改善する仕組みを作ることが、持続可能な事業運営の鍵となります。

まとめ

個人情報保護法の改正は、個人の権利を守るだけでなく、企業に対してより透明性の高いデータ活用を求めています。報告義務の強化や罰則の引き上げに対応するためには、単なるルール遵守にとどまらない、組織的な管理体制の構築が必要です。法改正のポイントを正しく理解し、プライバシーポリシーの整備や従業員教育を徹底しましょう。情報セキュリティ対策に関する不安や、Pマーク・ISMSの取得をご検討の際は、専門コンサルタントによるサポートを活用することをお勧めします。

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