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相続放棄の手続きを弁護士に依頼するメリットと費用・必要書類の解説

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相続放棄の手続きを弁護士に依頼するメリットと費用・必要書類の解説

身内が亡くなった際、遺産に借金や未払金が含まれていることが判明するケースは少なくありません。プラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合に有効な手段が「相続放棄」です。しかし、相続放棄には「3ヶ月以内」という厳格な期限があり、手続きを誤ると借金をすべて背負うリスクを伴います。本記事では、相続放棄の手続きを弁護士に依頼する重要性や具体的な流れ、費用相場について詳しく解説します。Honorsでは、相続に関するお悩みを抱える方と専門家を繋ぐ最適なソリューションを提供しています。

目次

相続放棄の基礎知識と3ヶ月の期限

相続放棄とは、亡くなった人(被相続人)の権利や義務を一切受け継がないとする意思表示です。預貯金や不動産などのプラスの財産だけでなく、借金や保証債務といったマイナスの財産もすべて放棄することになります。

相続放棄とは何か

法律上、相続放棄を行うと「初めから相続人ではなかった」ものとして扱われます。したがって、後から思わぬ負債が見つかったとしても、一切の支払い義務を負いません。相続争いに巻き込まれたくない場合や、特定の相続人に財産を集約したいときにも活用される手続きです。

期限を過ぎると「単純承認」とみなされるリスク

相続放棄の期限は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヶ月以内と定められています。この期間を「熟慮期間」と呼びます。期限内に手続きを行わない場合、または遺産の一部を勝手に処分したり消費したりした場合は、相続を認めた(単純承認)とみなされ、借金の支払い義務が確定します。専門的な知識がないままWeb上の情報だけで判断すると、知らずに単純承認に該当する行為をしてしまう恐れがあるため注意が必要です。

手続きを弁護士に依頼する5つのメリット

相続放棄は自分で行うことも可能ですが、弁護士に依頼することで得られる安心感と確実性は極めて高いといえます。Honorsが提携するような相続に強い弁護士は、以下のような高度なサポートを提供します。

複雑な財産調査の代行

被相続人がどこでどのような借金をしていたのか、その全容を把握することは容易ではありません。弁護士は職権による調査(弁護士法23条の2に基づく照会など)を行い、隠れた負債や資産を徹底的に洗い出します。これにより、放棄すべきかどうかの正確な判断材料が揃います。

債権者からの督促を停止できる

被相続人に借金があった場合、相続人に対して債権者から督促が届くことがあります。弁護士が介入し、受任通知を発送することで、直接的な督促を止める効果が期待できます。精神的な負担を大きく軽減できる点は大きなメリットです。

熟慮期間の延長申し立てが可能

財産調査に時間がかかり、3ヶ月の期限内に判断が難しい状況もあります。その際、弁護士は家庭裁判所に対して「熟慮期間の伸長」の申し立てを行います。法的根拠に基づく申し立てを行うことで、検討時間を確保することが可能です。

次順位の相続人への配慮と通知

第1順位の相続人(子など)が全員放棄すると、相続権は第2順位(親など)、第3順位(兄弟姉妹など)へと移ります。事前に連絡をせず放棄を完了させると、親族間で深刻なトラブルに発展しかねません。弁護士は、次に誰が相続人になるかを法的に整理し、適切なタイミングで通知を行うアドバイスや実務を代行します。

受理後のトラブル対応まで一任

家庭裁判所で相続放棄が受理された後も、債権者が「放棄は無効だ」と主張して訴訟を起こしてくるケースが稀にあります。司法書士は書類作成の代行は可能ですが、こうした裁判外・裁判上の紛争において代理人となれるのは弁護士のみです。

相続放棄の手続きに必要な書類と費用

手続きをスムーズに進めるためには、正確な書類収集が欠かせません。弁護士に依頼した場合、これらの収集も代行が可能です。

家庭裁判所に提出する共通書類

  • 相続放棄申述書
  • 被相続人の住民票除票または戸籍附票
  • 放棄する人の戸籍謄本
  • 被相続人の死亡の記載がある戸籍謄本

これらに加え、相続関係(子、親、兄弟など)によって、さらに遡った古い戸籍謄本が大量に必要になる場合があります。戸籍の読み取りは専門知識を要するため、弁護士に任せるのが安全です。

弁護士費用の相場

一般的な相続放棄の弁護士費用は、1人あたり3万円から10万円程度が相場です。複数人で同時に申し立てる場合は、2人目以降が割引になる事務所も多く見られます。3ヶ月の期限を過ぎてから手続きを行う「3ヶ月超えの相続放棄」の場合は、難易度が高くなるため10万円から20万円程度の費用設定になることが一般的です。

弁護士による相続放棄手続きの具体的流れ

1. 法律相談:現在の状況や財産の内容を確認します。
2. 受任・調査:弁護士が正式に依頼を受け、財産調査と戸籍収集を開始します。
3. 書類作成:調査結果に基づき、相続放棄申述書を作成します。
4. 家庭裁判所への申し立て:管轄の家庭裁判所に書類を提出します。
5. 照会書への回答:裁判所から届く確認書類(照会書)への回答内容を弁護士が添削・サポートします。
6. 受理通知:無事に受理されると「相続放棄申述受理通知書」が届き、手続き完了です。

まとめ

相続放棄は、失敗が許されない一度きりの手続きです。3ヶ月という限られた時間の中で、正確な財産把握と書類提出が求められます。特に負債が高額な場合や、相続人間で意見が分かれている場合は、紛争解決のプロである弁護士の力を借りるのが賢明な判断といえます。Honorsでは、相続にまつわる煩雑な手続きを円滑に進めるための情報提供を行っております。まずは一人で悩まず、信頼できるWebサイトや窓口を通じて専門家へ相談することをお勧めします。