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経審のランク付けを左右する総合評定値の仕組みと評価を高めるポイント
経審のランク付けを左右する総合評定値の仕組みと評価を高めるポイント
建設業者が公共工事の入札に参加する際、避けて通れないのが経営事項審査(以下、経審)です。経審の結果によって算出されるランクは、受注できる工事の規模や種類を決定付ける極めて重要な指標となります。しかし、単に審査を受けるだけでは、自社が持つ本来のポテンシャルを最大限に引き出した評価を得ることは困難です。Honorsでは、多くの建設業者様の経審受審をサポートしてきた実績から、ランク付けの仕組みを正しく理解し、戦略的に点数を底上げする重要性を提唱しています。本記事では、経審ランクが決まるロジックから、具体的な評価アップの対策までを詳しく解説します。
目次
経審ランクとは?格付けが決まる仕組み
公共工事の入札に参加を希望する建設業者は、まず経審を受審し、客観的な評価を受ける必要があります。この評価結果を基に、各発注機関(国や地方自治体など)が独自の基準で業者を「Aランク」「Bランク」といった形で格付けを行います。これが一般に「経審ランク」と呼ばれるものです。ランクは単なる実力の証明にとどまらず、入札できる工事の「予定価格の範囲」を制限する仕組みとなっています。
総合評定値(P点)の算出方法
ランク付けの基礎となるのが、経審の総合評定値(P点)です。P点は「経営規模(X)」「経営状況(Y)」「技術力(Z)」「その他の審査項目(社会性等)(W)」という4つの指標に一定の係数を掛けて算出されます。具体的には「P = 0.25(X1+X2) + 0.15(Y) + 0.25(Z) + 0.35(W)」といった計算式(業種により細部が異なる場合があります)で求められ、各項目のバランスが重要です。Honorsがコンサルティングを行う際も、この計算式を念頭に置き、どの項目を強化するのが最も効率的かを分析します。
ランクが公共工事の受注に与える影響
発注機関は、工事の難易度や規模に応じてランクによる制限を設けています。例えば、数億円規模の大規模な公共工事はAランクの業者のみが入札可能であり、Bランク以下の業者は参加権すら得られないケースがほとんどです。一方で、あえてランクを維持、あるいは調整することで、競合の少ない特定規模の工事に注力するという戦略も存在します。ランクは高ければ良いというわけではなく、自社の事業計画や受注目標に合致しているかを見極める必要があります。
経審ランクを上げるための具体的な対策
点数およびランクを向上させるには、短期間で改善可能な項目と、長期的な取り組みが必要な項目を分けることが賢明です。Honorsでは、企業の財務状況や体制をヒアリングした上で、最適なロードマップを提案しています。
経営状況分析(Y点)の改善
Y点は、負債の状況や収益性、キャッシュフローなどの財務諸表から算出されます。自己資本比率の向上や、有利子負債の削減は直接的に加点へとつながります。決算期末のタイミングで不要な在庫を整理したり、未払金を適切に処理したりすることで、数値が改善する可能性があります。税理士との連携も不可欠ですが、Honorsのような行政書士の視点から「経審に有利な決算書」を意識したアドバイスを受けることが効果的です。
経営事項(X・Z・W点)の底上げ
X(工事完成高)やZ(技術職員数)は一朝一夕には変えられませんが、W(社会性等)は比較的対策が立てやすい項目です。例えば、建設キャリアアップシステム(CCUS)の導入や、若手技術者の育成・採用、防災協定への締結などが加点対象となります。また、資格取得支援制度を整えて従業員の保有資格を増やすことは、Z点の向上と同時に組織力の強化にもつながります。
Honorsによる経審ランクアップ支援のメリット
行政書士事務所Honorsは、単なる書類作成の代行にとどまらず、建設業者様の経営パートナーとして伴走します。経審の点数シミュレーションを精緻に行い、次回の審査でどの程度のスコアが見込めるか、どのランクに位置付けられるかを事前に可視化します。公共工事の受注を増やしたい、適正なランクを維持したいといった個別のニーズに対し、法改正や制度変更を素早く反映させた戦略を提供できるのがHonorsの強みです。
まとめ
経審のランクは、公共工事への参入障壁を取り払い、企業の成長を加速させるための鍵となります。総合評定値(P点)の仕組みを深く理解し、財務面と実務面の両方からアプローチすることで、着実に評価を高めることが可能です。自社の現在地を正しく把握し、理想的なランク獲得を目指すなら、専門的な知見を持つHonorsへぜひご相談ください。建設業の未来を切り拓くための最適なサポートをお約束します。
