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理容所・美容所の開設届出に必要な手続き|保健所の施設基準と内装設計のポイント

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理容所・美容所の開設届出に必要な手続き|保健所の施設基準と内装設計のポイント

理容室や美容室を開業する際、避けて通れないのが保健所への開設届出です。理容師法および美容師法に基づき、適切な設備を備え、衛生管理の基準をクリアしなければ営業は認められません。内装デザインが完成した後に「基準を満たしていない」と判断されると、大幅な改修工事が必要になり、オープン時期に多大な影響を及ぼします。株式会社honorsは、多くのサロンデザインを手掛けてきた実績から、法規遵守と魅力的な空間作りを両立させるノウハウを蓄積しています。本記事では、理容所・美容所の届出の流れや具体的な基準、設計時の注意点について詳しく解説します。

目次

理容所・美容所の定義と届出が必要な理由

理容所は「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整える」場所、美容所は「パーマ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくする」場所と法律で定義されています。これらの施設は公衆衛生に深く関わるため、自治体の保健所長に対して開設届を提出し、構造設備が基準に適合しているかどうかの確認を受ける義務があります。無届での営業や、虚偽の届出には罰則が規定されており、経営の根幹に関わる重要な手続きです。honorsでは、これらの法的要件を前提とした上で、オーナーの理想とするコンセプトを具現化する設計を行っています。

開設届出から営業開始までの具体的な流れ

サロンの開業準備は、物件選びから内装工事、届出まで多岐にわたります。スムーズな開業を実現するためのスケジュールを確認しましょう。

事前相談の重要性

内装工事の着工前に、必ず管轄の保健所へ図面を持参して事前相談を行います。カウンターの高さや消毒設備の配置など、自治体独自の解釈や指導があるため、この段階で指摘を受けることが最も効率的です。設計図が確定してから変更を求められると、コストと時間のロスが発生します。

書類提出と実地検査

工事完了の数週間前には開設届を提出します。その後、保健所の環境衛生監視員が実際に店舗を訪れ、図面通りに施工されているか、衛生基準を満たしているかを確認する実地検査が行われます。検査に合格すると「確認証」が交付され、初めて営業が可能となります。honorsの施工では、検査時に不備が出ないよう細部まで計算された設計を提供しています。

保健所がチェックする施設要件と設備基準

保健所の検査で重視されるのは、衛生状態を維持できる構造かどうかです。主なチェックポイントを整理しました。

作業室の面積と床材の指定

作業室には一定の面積が必要です。例えば、椅子の台数に応じて必要な平米数が決まっており、それを下回ることはできません。また、床材は消毒液や水が浸透しない、清掃しやすい素材(ビニル床タイルやクッションフロアなど)である必要があります。不浸透性材料の使用は必須条件です。

照明・換気設備と待合場所の分離

作業面における照度は100ルクス以上と定められています。また、室内の空気環境を清潔に保つための換気設備も欠かせません。作業室と待合場所は明確に区分されている必要があり、動線設計も検査対象となります。

消毒設備と流水式洗面台の設置

器具を消毒するための設備(紫外線消毒器や薬品消毒用の容器)が必要です。加えて、従業員が手指を洗浄するための流水式洗面台と、器具を洗浄するための洗い場を別々に設けるよう指導されるケースも少なくありません。honorsは、これらの実用的な設備を美観を損なうことなく配置するデザインを得意としています。

届出に必要な書類と手数料

開設届には、主に以下の書類を添付します。自治体により細部が異なるため注意が必要です。

  • 開設届(規定の用紙)
  • 構造設備の概要(図面を含む)
  • 理容師・美容師の免許証原本とコピー
  • 管理理容師・管理美容師の講習修了証(従業員が2名以上の場合)
  • 医師の診断書(結核、皮膚疾患などに関するもの)
  • 手数料(16,000円〜20,000円程度、自治体による)

理容所と美容所の同一施設開設(ダブルライセンス)について

従来、理容所と美容所は別々に届け出る必要がありましたが、規制緩和により、特定の条件を満たせば同一施設内で両方のサービスを提供することが可能になりました。これを実現するには、施術者全員が理容師と美容師の両方の資格を持つ(ダブルライセンス)か、あるいは法的な区画整理を行う必要があります。最新の法改正に対応した店舗作りは、専門的な知識を持つhonorsへ相談することをお勧めします。

honorsが提案する法規遵守とデザインの両立

保健所の基準を厳格に守るだけでは、無機質な空間になりがちです。株式会社honorsは、法律という制約をデザインの力でプラスに変えるアプローチを大切にしています。例えば、基準を満たすための間仕切りをデザインのアクセントとして活用したり、不浸透性素材の中でも高級感のあるテクスチャを選定したりすることで、衛生管理とブランディングを両立させます。Webサイトで公開している事例の数々は、こうした厳しい基準をクリアしながらも、お客様に非日常を感じていただける空間ばかりです。

まとめ

理容所・美容所の開設届出は、サロン経営をスタートさせるための法的な関門です。保健所の施設基準は細かく、自己判断で進めると後から修正が困難になるリスクがあります。事前相談から設計、検査対応までを一貫して見据えた準備が、早期の安定稼働に繋がります。これから開業を目指す方は、法規に精通し、かつ高いデザイン性を提案できるパートナーを選ぶことが成功への近道です。

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  • 制作実績 – honorsが手掛けた法規と美しさを両立させたサロンデザイン事例集です。
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