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Honorsカンファレンス2024in沖縄

2024年10月4日、沖縄で「Honorsカンファレンス2024」が開催されました。全国から集まったメンバーが、地方創生や事業承継について深く考え、地域の未来に向けた熱い議論を交わした一日。Honorsは、士業が手を取り合い、知見を共有しながら地域に貢献するためのネットワークです。この場はまさに、その志を共にする仲間が集まり、新たな可能性を切り拓くためのステージでした。

  

午前の部:成長事務所の事例発表

午前は、成長を続ける事務所の成功事例が紹介されました。グスクード社会保険労務士法人の渡慶次佳朗先生が、自身の事務所がいかにしてマーケティングとデザインを駆使して成長してきたかを熱く語り、士業の未来像に参加者の胸が高鳴りました。また、税理士法人あさひ会計の松田茂先生は、地域金融機関との連携やDX推進を通じて顧問先企業を支える力強い取り組みを紹介し、士業が地域にどのように貢献できるかを改めて考えさせられる内容でした。

午後の部:ゲストスピーチとビジネスピッチコンテスト

午後のセッションでは、沖縄銀行の新城安麿氏が沖縄のM&A事情について講演。沖縄が抱える後継者不足の課題と、士業がどのように支援できるかを具体的に示し、地域経済の未来に向けた新しい視点を提供しました。また、ブルームーンパートナーズ株式会社の伊波貢氏は、沖縄市場の特性に合わせたビジネス成功の秘訣を語り、地域に根ざしたビジネスの可能性に参加者の関心が集まりました。

その後には沖縄民謡ショーが披露され、地域の文化を感じるひとときとなりました。沖縄特有の音楽と踊りが、参加者に沖縄の魅力をさらに深く伝え、会場はリラックスした雰囲気に包まれました。

続いて行われたビジネスピッチコンテストでは、以下の3社が自社のビジョンを発表しました。

あまねキャリア株式会社(眞嶋伸明様)

多拠点生活を活かし、沖縄移住と地方創生の可能性を示す提案が注目を集めました。

合同会社JUNGLILA(羽崎豊様)

訪問型健康・美容点滴サービス「TENTEKILABO」により、地域の健康促進に貢献する新しいビジネスモデルを発表しました。

株式会社残心group(船曳昌史様)

飲食店事業の収益を子ども食堂に還元し、貧困問題を解決しつつビジネスを成長させる独自のビジネスモデルを紹介しました。

参加者の投票により、最優秀賞には株式会社残心groupが選ばれました。

株式会社残心groupは、飲食店事業の収益を「子ども食堂」という社会福祉事業に還元する独自のビジネスモデルを展開しています。地域社会への貢献とビジネスを両立させるこの姿勢が、参加者に強いインパクトを与えました。また、最優秀賞受賞者にはHonorsビジネスサポートプレミアムパスが贈呈されました。このプレミアムパスは、全国で開催されるHonors勉強会へのフリーパスや、会員との優先的なビジネスマッチング機会が提供される特典が含まれています。Honorsは士業が連携し、ビジネスの成長を支援するためのリソースとネットワークを提供し続けています。

総括と閉会の挨拶

代表の福本による閉会の挨拶では、士業者が地方創生において果たすべき重要な役割が改めて強調されました。

Honorsは今後も、士業者が互いに学び合い、協力し合いながら地域経済を支えていくためのプラットフォームとして、活動を続けていきます。