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「税制改正大綱の概要と改正ポイント」 横浜チーム定例会レポート!

Honors

新年の余韻も過ぎ、1月も後半戦へ突入。Honors横浜チーム改め「ハマーズ」1月29日(水)の定例会レポートをお届けします! 

会場は、横浜駅改札から徒歩約8分。横浜そごう、横浜ベイクォーター近くのオフィス(次回も同じ会場となります)。今回から、持ち回りでプレゼンが始まりました。 

士業プラットフォームHonors横浜

今回の参加は、関西からの参加もあり15名でした!

参加メンバーは、
株式会社ワンアップ  丸井貴弘さん
みらい総研株式会社 佐藤匠さん
横浜よつば法律事務所 早川孝志さん
石井健一税理士事務所 石井健一さん
勝司法書士法人 興山幸治さん
アネーラ税理士法人 近藤亮さん
株式会社GIC 渋谷渓樹さん
社会保険労務士オフィス天晴 二宮史彦さん
ラストワンマイル株式会社 千場暁尋さん
オフィスナビ株式会社 谷口愛実さん
オフィスナビ株式会社 本山颯人さん
株式会社クレディセゾン 内山玲子さん
HARAY 西靖史さん
保険会社1名そして私、ECマーケター・ライターの松田篤子を加え計15名(順不同)

 第2回定例会のメインプレゼンは、アネーラ税理士法人の近藤先生から「令和7年度税制改正大綱の概要と改正ポイント」について行われました。後半は、それぞれの業界トピック、事例紹介、近況報告、紹介オファーという流れでした。

2025年度税制大綱のポイント

2024年12月20日、ニュースでも話題の税制大綱が公表されました。今回は、先生のところでは徹夜での速報準備にはならなかったそうですが、さっそく103万円の壁や退職金の税制改正を見ていきましょう。

士業

近藤先生は印刷した数センチの厚さの大綱を持参し、冒頭部分を音読する場面もありました。「まるでポエムのような書き出し」との説明に、メンバーも驚いた様子で聞き入っていました。こうした機会は貴重で、学びの多い時間です。 定例会などを通じて、情報収集やスキルアップできるのがHonorsですね。

iDeCo(イデコ)の改正とその影響

個人型確定拠出年金「iDeCo」の掛け金上限が増額されました。iDeCoは、掛け金が全額所得控除の対象となり、運用益が非課税、受取時には「退職所得控除」や「公的年金控除」を適用できる制度です。しかし、実際の減税効果は限定的とのことで、受取時の税制を考慮すると、若いうちに始めるのが有利になるそうです。何年、掛けるか慎重に計算して老後に備えたいですね。

会社に退職金制度がない場合の対策や、年収いくらが最もお得になるのかといった具体的な質問が飛び交いました。意外なことに、iDeCoを運用しているメンバーは少数派でした。国が推進する制度でありながら、近藤先生のご説明からも、少なくとも60歳まで引き出せない点がハードルになっているようです。

士業

詳しい説明がつづき、メンバーも真剣そのもの。iDeCoには、掛け金の拠出、運用、受給の3段階で税優遇があるのが特徴です。従来は、定年後に一括受給する場合、退職所得控除を活用する「5年ルール」が適用されていました。しかし、今回の税制改正で「10年ルール」へと変更され、退職金との受給間隔を10年以上空けないと、従来の恩恵を受けられなくなりました。間隔が10年未満の場合、退職金控除からiDeCo受給時に適用された控除額が差し引かれ、税負担が増える仕組みになっています。こうなってくると何歳まで、働けばいいのかという不安もありますが、健康維持も心がけたいところ。

また、この改正により、条件が厳しくなり「改悪」との声も。今後のさらなる改正の可能性も含め、動向を注視する必要がありそうです。平均寿命が延びる中、安心して老後を迎えるためにも、税制の変更には敏感でいたいですね。 

次回のハマーズ定例会とお知らせ

 2月19日(水)に同じ会場で実施です。 

次回からはメインプレゼンを2名体制とし、メンバーの業務内容を早く共有できるよう進めることに。知識を深め、互いに刺激を受けながら成長し、新たなビジネスやつながる場がますます増えていきそうなハマーズでした! 

事務局よりHonorsゴルフカップの案内。西日本ブロック予選および東ブロック予選が4月23日(水)に開催されます。ゴルフをされる方は、ぜひこの機会に挑戦してみてください! 

懇親会は、近くの中華屋で円卓を囲んでの開催となりました。顔を合わせてじっくり話せる円卓スタイルは好評で、「次回もぜひ円卓指定で!」との声が多数。横浜駅近くで幹事さんの手腕が試されることになりそうです。

発足したばかりのハマーズ!新しいメンバーも随時募集中です。

(記事:松田篤子)