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【定例会】士業×M&Aの最前線!実務に効く「のれん」解説と事業連携に学ぶ

Honors

新緑がまぶしく、初夏の気配が感じられる5月末――
Honors新虎’チームの定例会が、5月29日(木)に東京・神谷町のオフィスで開催されました。

夏本番はまだ先ですが、会場は熱い議論と学びに包まれ、大きな活気に満ちたひとときに。

今回はゲスト参加も含め、総勢8名が集結。専門分野の垣根を越えた情報交換や実務に直結するセッションが行われました。
皆さんで、ポーズを決めてみました。なお、次回の定例会も同会場での開催です。

 参加メンバーは、

プルデンシャル生命保険株式会社 江森陽子さん
株式会社日本リンクス 大室剛さん
REAX株式会社 北澤海斗さん
フィンテックグローバル株式会社 川品健一さん
に加え、ゲストで
東京都行政書士会 大平泰弘さん
株式会社快適創健・助っ人Pro 小林昌弘さん
bloom株式会社 山村菜摘さん

そして私、ECマーケター・ライターの松田篤子を加え計8名(順不同)

“のれん”の正体に迫る実務解説、M&A初心者にも明快な内容

今回の定例会では、米国公認会計士(グアム登録)・宅地建物取引士・M&A専門家の三つの顔を持つ大室さんが登壇。

今回のメインセッションでは、M&Aにおける重要な論点である「のれん(営業権)」をテーマに、会計・税務の観点から実務に即した解説が行われました。大室さんは、Honorsには創設当初から参加されており、ファシリテーターの江森さんとともに10年以上、士業・専門家のネットワークを支えてこられた方です。

セッションでは、40億円の企業買収を想定した事例をもとに、「簿価」と「買収価格」のギャップがどのように発生するのかを、図解を交えながらわかりやすく説明。

IFRS(イファース/アイファース:国際会計基準)と日本基準の違い、「のれんの減損処理」といった難解なテーマも、具体例を通じて丁寧に解説されました。

また、新聞などで目にするM&A関連ニュースと結びつけながら話が進められたことで、参加者にとって理論と実務、そして時事の接点を理解するきっかけとなった点も本セッションの大きな特徴でした。


会場では、参加者が熱心にメモを取りながら耳を傾ける様子が印象的で、質疑応答でも活発な意見交換が行われました。M&A初心者から実務者まで、多くの学びと気づきを得られる有意義な時間となったことがうかがえます。

 

士業・専門家のリアルな声が集う“横のつながり”の場

行政書士、M&A支援、不動産管理、遺品整理・特殊清掃など、多様な業種の専門家が参加した今回の定例会。

それぞれの立場から直面する課題や、他士業との連携ニーズについて、活発な情報交換が行われました。

特に初参加のゲスト3名も、自身のビジネスや今後つながりたい業種について率直に発言。ファシリテーターの江森さんの進行も相まって、話しやすい雰囲気の会場に。

ちなみに筆者自身も、2024年に虎ノ門での定例会を見学させていただいた際、江森さんと大室さんにお会いしており、保険や税制についてお話を伺う機会をもっていました。

お二人との再会に、思わず笑顔になった今回の定例会でした。  

Honorsの「士業+α」の思想は、単独での事業完結にとどまらず、異分野と連携して価値を広げる実践者の集まりです。

今回参加されている川品さんは、Honorsの税理士の紹介から”初回面談2日で1億円の投資案件”を成立されています。くわしくは、【成功事例インタビュー】でご確認いただけます。

全国で開催されている毎月の定例会や、月に1~2回の勉強会では、現場の実例から新たなビジネスの可能性が生まれています。

士業の未来に共感してくださる方は、ぜひ一度見学にお越しください。一歩踏み出せば、信頼できる仲間やチャンスと出会えるはずです。

(記事:松田篤子)